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作品集

46
ちょっと長めの作品を置いておきます。
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#実験

朝木 海④終【実験的小説】

朝木 海④終【実験的小説】

 あらすじ

 そろそろあらすじ書いた方が分かりやすいんじゃないかと思って。
 ええっと、主人公はおてんば女子高生、朝木海。頭よし。性格普通。コミュ力強し。
 彼女は、なんだかドキドキするような恋を欲しがっている! 作者である私は、彼女にふさわしい男性を用意しなくてはならないのだが……つまり、ピンチ!

「ねぇりっちゃん。いい男の条件って何?」
「いい男の条件? そもそもそういう話じゃなくない?」

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朝木 海①【実験的小説】

朝木 海①【実験的小説】

 この記事では小説を書いていくのだけれど、今回は少し特殊な形式を取ろうと思う。
 それは何かというと「作者の自己主張が強すぎる三人称形式」。
 つまり、物語の合間でしょっちゅう作者が出てきて、自分自身の感想を語りまくる、という形式。

 私はもともと小説より随筆や感想文といった類の文章を書くのが得意。空想をするのが好きで、その内容を小説にしたいと思うことは多々ある。だがどうにも、一般的な小説の形式

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朝木 海②【実験的小説】

朝木 海②【実験的小説】

 朝ですね。おはようございます。(私が朝だと定めたら、この場は朝になるんです。薄暗闇を思い浮かべてください。山の向こうから、オレンジ色の光が漏れてきてます。雲が茜色に染まり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。ほら、朝でしょう?)
 突然ですが、私の将来の夢は、好きな人におはようのチューをすることです。あまり日本には馴染みのない文化かもしれませんが、でもキスというのは愛情表現としてとても優れていると

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朝木 海③【実験的小説】

朝木 海③【実験的小説】

「船見さん……そんなに見つめられると私……」
「海ちゃん……」
「あ、そこは、ダメ、です」
「かわいいよ、海ちゃん」
「あ……やめ、て……船見さん……」
 どうしてこんな風になったかというと……



「どうしてだと思います?」
「何も考えずに変なシーン書くのやめた方がいいと思うよ」
 理知さんは、じとーっとした目で私を見つめる。私は気にしない。
「とりあえずこれがガチエロシーンか、それともガチ

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