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人は、自分が何かから害されたときに憎しみという感情を抱く。 たとえ憎しみを持ちづらい…
愛と哀しみは対になっている。 愛が深くなれば深くなるほど、失ったときの哀も同様に深くなる。 くだらない言葉遊びをして笑う。あれから三年経ったけど、休日は今でもまだ黒い服しか着たくない。何も、喪に服していると人に思われたくてというわけではなくて、ただその日の気分がいつも黒い服なのだ。 暗く沈んでいたいけど、ほどほどに目立っていたい。誰とも話したくないけれど、無視されているのもつらい。ずっとそんな気分なのだ。 朝は気が沈み、朝食を食べて少し元気が出て、仕事に出る。
ゆり「話戻そう。でも、聞いてる限りさ、自己肯定感が低くなるのって気分が悪いときなわけじ…
