感想 寅さんの金言・現代に響く名言集 立川志らく 映画、男はつらいよの名言集。シリーズ全般を振り返っています。
祖父が好きだつたということもあり、何作か見ているのですが・・・
話題がかなりディープです。
内容はいいです。
この本を読むまでのこの映画に対する印象は、ワンパターン。
水戸黄門と同類。
昭和じゃなきゃ成立しない文化だったのですが
かなり印象が変わった。
この映画、かなり深い。
気になった名言だけpickupしていきます。
無学な寅さんが妹の恋人に結婚を反対する場面の言葉。
彼に学歴がないことを理由に結婚を反対する。
どの口が言うとんねんという
すごい矛盾ですが、嫌なものは嫌なんだという正直さこそが人の本能という名言。
寅さんだからこそ出る名言。
だから身を引く譲るという犠牲愛。
俺といるより、あいつといるほうが彼女は幸せになるという
あくまで大切なのは彼女
義理の弟の父志村喬さんが寅さんに吐く名言。
ただ、その運命に逆らう主人公だから魅力があるとも言える。
それが寅さんの魅力なのかもしれない。
と、これは本書の内容とは反する僕の考えです。
寅さんの恋愛哲学を表しているのは、この言葉
そして、これも・・・
そして、これも・・・
学ぶを語る名言もあります。
学者の女性に対して、どうして勉強するのと聞きます。
しかし、彼女は明確な言葉を持っていない。
この寅さんの言葉は深い
満男のこの問いに対する答えもいい
おじさん、人間は何のために生きているのかな?
2023 10 20
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