- 運営しているクリエイター
2024年4月の記事一覧
感想 闇に願いを クリスティーナ・スーントーンヴァット〈闇に生まれた者は、かならず闇に帰る〉。罪人の子は罪人という世界で、刑務所で生まれた彼らはどう生きるのか?。
ニューベリー賞候補作となったファンタジー作品です。 「刑務所で生まれた」というだけで罪人にされてしまうポンたち。 彼は法律により、13歳になるその日まで、刑務所を出ることができません。 彼は何の罪をおかしたのでしょう? この国を統治する総督は言います。 〈闇に生まれた者は、かならず闇に帰る〉。 罪人の子は必ず悪いことをする。 この国では、この総督が光を与えてくれました。 それは魔法の光です。 それは水や空気のような必需品なのです。 ポンが刑務所を脱走してから物語