感想 禁じられた遊びふたたび 清水カルマ 映画化もされた禁じられた遊びの続編、これ駄作です。
はっきり言って駄作だと思う。
前作は、貞子とペットセメタリ―の融合みたいな世界観がうけて映画化もされたのですが、映画見ました。そこそこでした。
遺体の一部を土に埋めて変な呪文を唱えると化け物として復活するという話し。
その子や親にも超能力があってという貞子っぽい感じでした。
二匹目のどじょう狙いなんだと思うが、これはダメな気がする。
怖くない。
無理設定。
美雪を生き返らせる少女の出生の秘密がありえない。
産業廃棄物の山奥のゴミ捨て場に、その妊婦は殺害され放置されたのに、そこに美雪の欠片がたまたまいて憑依し生き返らせ、男の元に行き殺害し、二つの遺体が・・・というのに、死んでるのに、彼女は出産し、その子が少女で、その子は母の姉夫婦に引き取られて、虐待され、夜間に部屋を追い出されて散歩していたら土中から声がして、そこに美雪の欠片がいて持ち帰り育てるというのですが、無理でしょ設定的に。
ゾンビが出産とかないない。
おなかの子もゾンビじゃなきゃ整合性がない。
死人が子供産めるってどうよ。
清水カルマ. 禁じられた遊び ふたたび 禁じられた遊びシリーズ (p.214).
今回は、こういう設定です。
清水カルマ. 禁じられた遊び ふたたび 禁じられた遊びシリーズ (p.221).
この理屈はかなり強引。
死んでいる死体の妊婦沙織が、美雪の欠片に乗り移られていたとしても、それは沙織の子だから、子供に能力が引き継がれるのは変だし、死体が出産できるわけない。死んだ時点で腹の子は死んでます。
こういう無理設定はダメです。
矛盾がどうしても気になり、世界観に対する反発が産まれてしまいます。
2024 4 11
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