感想 裏世界ピクニック6 Tは寺生まれのT 宮澤 伊織 一巻すべて、このtの話し。少しマンネリ化してきている。
初の長編と言えば期待値が上がりますが、ちょっと失敗したような気がします。
「寺生まれのTさん」という話しを取り扱っています。
この男、誰も名前を知らない。でも、みんな同級生として彼の存在を認識している。彼が破!と叫ぶと目の前の人の記憶がなくなるというもの。
原則として「裏世界ピクニック」シリーズで採用する怪談は実話に限定していたようなのだが、本作に限っては長編ということで、あえて、そのルールを歪めたということのようです。
このtは異世界の人間で、異世界にとって邪魔になる人