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2020年6月の記事一覧

書評  時間革命 1秒もムダに生きるな  堀江貴文   お金よりも大切なものがある…

数年前から、私は「時間」について考えるようになった。 それは時間が足りなくなったからだ…

武藤吐夢
3年前
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書評 億男 川村元気 落語の芝浜の世界を土台にして、「お金」の本質に迫ろうとした…

 落語の芝浜という話しがある。  富くじに当たって、どんちゃん騒ぎしたのだが、朝、起き…

武藤吐夢
3年前
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書評 GO  金城一紀 第123回直木賞受賞作品。在日文学の1つの頂点だと思う。

黒人差別の問題で、今、世界は混乱している。 「差別」というと、学校ではキング牧師の話し(…

武藤吐夢
3年前
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書評 東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか  中村 淳彦 女子の貧困のフィール…

しんどい読書になった。 正直に言うと吐き気がする。 これはreportageであるから、真実の言…

武藤吐夢
3年前
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書評 パライゾ  阿川 せんり 最強のディストピア設定なのに、調理の仕方が今いちで…

PARAISOとは、キリシタン用語で、天国、楽園、パラダイスという意味だそうですが、この作品…

武藤吐夢
3年前
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書評 後悔しない超選択術 メンタリストDaiGo  人生は選択の連続である。しか…

理想の選択とはどんな選択だろう。 著者は「後悔しない選択」と言っている。 シェークスピ…

武藤吐夢
3年前
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書評 おおきな森 古川日出男   小説の力を改めて思い知らされた。決して、楽しい読書ではなかったが、この長編を読破したことに後悔はない。

900ページ弱という長編だった。 私は、読むのが早い方だが、結局、平日は4時間平均、・・・の20時間。土曜に10時間。合計30時間かかった。通常なら3冊くらい読める時間を費やしたことになる。 1時間に30ページしか読めないというのも、私にとっては屈辱である。 今週は、ほとんどネットもしてないし、テレビも見てない。余った時間を読書時間に総動員した。 今回の読書は、格闘と言っても過言ではない。疲れた。でも、読んだことに後悔はない。 読みにくいわけじゃない。 話しにまとまりがな

書評 魔女たちは眠りを守る 村山 早紀  優しい魔女の話しを読んでいると癒されてく…

魔女の出てくる話しと言えば「魔女の宅急便」がいいですね。 あれ、大好きです。空を飛んだ…

武藤吐夢
3年前
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書評 思い出のマーニー  ジョーン・G. ロビンソン   原作を読むことで映画のイメ…

子供の頃からジブリ作品が好きだった。 テレビで映画を見始めたのは、ナウシカとラピュタの…

武藤吐夢
3年前
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書評 ラディカルズ 世界を塗り替える<過激な人たち>  ジェイミー・バートレット  …

本書のタイトルは、ラディカルズ 日本語に訳すると、過激な人たち 8つの章に別れていて、…

武藤吐夢
3年前
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異神千夜 恒川光太郎   異能力者を絡めた4つのショートストーリーが、私たちを異…

恒川さんを語るのに、日本ホラー小説大賞の受賞者という経歴を忘れてはいけない。 しかしな…

武藤吐夢
3年前
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書評 失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! 大野 正人   偉人の失敗をずらっと並べた…

少し上から目線で説教モードで語ってくるのが気にいらないが、偉人達の失敗談と彼らの業績を…

武藤吐夢
3年前
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書評 修羅の家 我孫子武丸   怖いもの見たさで、そっと覗くと、その邪悪から目を離…

悪は激しい引力でもって、人を引き付ける。 嫌悪感をもって読んでいたはずなのに、どんどん…

武藤吐夢
3年前
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