書評 時間革命 1秒もムダに生きるな 堀江貴文 お金よりも大切なものがある。それは「時間だ」。夢中になれ、それが幸せに通じる。
数年前から、私は「時間」について考えるようになった。
それは時間が足りなくなったからだ。
実践としてやっているのは、テレビとネットに時間を取られないようにすることだった。
堀江さんの本に「時間」を取り扱っているものがあると聞き
読んでみることにした。
結論を言う。
お金よりも大切なものがある。
それは「時間」だ。
この本のモチーフは、それだ。
そして、この言葉は衝撃的であった。
まず、アルバイトなどで自給1000円で働いているような
他人に「時間」を使っているケースに触れていた。
貴方の時間は、本当に1時間1000円なのかを疑えというのである。
ほとんどの人間は、この時間の切り売りをして賃金を稼いでいるが
ほりえもんは可笑しいと思っているのだ。
10時間で会社に1億の利益を招いた人間と、10時間ずっと誰でもできる仕事をパソコンに向かってやっている人間が同じ賃金だというのは、変だという理屈だ。
昔、私は派遣社員の賃金が低いことに怒り
同一労働同一賃金ですよと言っていたことがある。
今も考えは同じだが、堀江さんの話しを聞くと「成果」であり「時間」ではないとわかる。
堀江さんは「時間」が宝物だから、それを盗む「時間」泥棒は大嫌いだ。
ネット批判をしたり、悪口を言う奴らは、ようするに「暇」なのだと言っている。
私たちが悩むことすら否定している。くだくだ考えずに、とにかく「やれ」というのだ。
夢中になれ、そこに幸せがある。
この世界、「夢中」になり、好きなことをして他人に時間を極力削られないようにして
自分のために「時間」を使う。それが幸せへの道なのだ。
ともて面白い考え方だ。
作中から、堀江さんの名言をpick upします。
time is life
時間は人生そのものだ。
時間の質を高めれば人生の質も高くなる。
時間は、誰もが平等に共有する資産である。その「投資先」を絶えず判断し、その「価値」を高めなければならない。
2020 6/30
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