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下鴨神社 参 

糺の森から参拝まで  (”参“だけに)

6月最後の週末、この日は天候がどうあろうとここへ行くと決めていた

七夕までにこの目で見ておきたいものがあったから

いつも通りコーヒーをたっぷり飲んだら、お洗濯を2回まわしシーツ・布団カバーを干して出かける準備をする

今日は午後から制作すると決めているので自転車で出かける

右がニチコン
左が漫画ミュージアム
寺町丸太町
森は京都御苑

自転車だとあっという間だけど、駐輪場が少なく寄り道しにくい

河原町丸太町
川端通
車が1台も走ってない
シャッターチャンス!

自転車が走るべき車道左側を真面目に走行していると危険がいっぱい

川端今出川

ハッ
そう言えばヘルメット着用してないや、私
乗る機会がめっきり減ってしまったのでまだ購入してない

鴨川デルタ
賀茂大橋から南を向いて
北を向いて

自転車を押して橋を渡ると目的の地に到着

ここからひとつ目の鳥居をくぐり敷地の一部にある超高級マンションを通り抜け

高級マンション(億ション?)
蚊すごそう

もう一つ鳥居をくぐり糺の森の中をまたしばらく歩いて向かう

森!

世界文化遺産 下鴨神社

正式名は『賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)』
 
パンフレットを要約すると

・鴨/ 賀茂=神 
・御祖=親
↑よって親神をお祀りしている

御祭神の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)は上賀茂神社の御祭神の祖父と母

また、鴨川から見て上流の『上賀茂神社』とそれに対して下流に祀られる『下鴨神社』と通称される

原生林が守られる森
古馬場にも絶やさぬよう新たに植えられている
沢山の有志によって守られている
原生林生い茂る参道
先月真っ暗闇にホタル見に来た

木々が風に揺らめく音、そばを流れる小川のせせらぎ、木の香り、緑の合間から差し込む陽の光を存分に味わいながらザクザク小石を踏みしめ進んでいく

トトロの寝床に連れて行ってくれそう
甲斐甲斐しくお世話されている巨木

自転車押してきたけど、ここから先は進入禁止なので、このそばの駐輪場へ

人がたくさんなので写真は上の方だけ
手を清める

本日いちばんの目的は“下鴨神社 弐“で


楼門
厳かな姿
楼門をくぐって
橋殿
『犬王』を想う
御手洗川(御手洗川)
このアーチ
緑と朱の鮮やかなことよ
水みくじ
私はやらないけれど大人気ですよ

御手洗の池を少し見て、本殿にお参り

中門
中でお参りする
『葵生殿』
結婚式場
干支の神社『言社』

中門をくぐるとすぐに“えと詣”の案内板がある

申なので八千矛神様にてお参りを済ませる

中門を出る
今日は雲の存在感すごい
歩いて来ていたらこちらから出てもいいけれど
森が広がる

この神社の良さは色々あろうが、どこを見渡しても森が目に入るところだろうか

出る前にもう一枚

今日来て本当に良かったと思わされるこの空の様子

『君が代』の歌詞に出てくるさざれ石

幼稚園の時から『日の丸』『君が代』になんの疑問も持たなかったが、幸いにして小学校でも中学校でも日の丸掲揚に視線を落とし、君が代斉唱時退席する先生がおられたおかげで漫然と行われるいろいろに“考える”機会というのを与えてもらった

この下鴨神社では『古書まつり』が開催されており20代の頃は楽しみにし、毎回来ていたな

いろんな理由をつけてフットワークが重たくなっていたが、何だか気になっていた場所に来ることができて月並みな言い方だけど活力を得られたような瑞々しい心持ちがする

ここは本当にパワースポットと呼ばれているのが納得できる

かき氷を待つ間、どうしようもない気持ちで降り立った鴨川のそばで過ごしたとき感じた自分の素直な気持ちや、美味しいもの食べた時の感激、心待ちにしていた映画を見た喜び、友人や見知らぬ人々との思いがけないご縁に救われた瞬間などがゆるりと沸きあがりしみじみしているとザーっと音を立てて突風が吹き、古くなり軽やかになった葉がハラハラと舞いながら降ってきた

何とも詩的な情景に肩の位置ががストンと下がる思いがした

どうにもならないと思っていた気持ちは、私が手放そうと決めて強く握ってしまっていた手を開けば吹いてくる風に任せて吹き飛んでいくような、そんな気がしたし、こうして全部ひっくるめてご機嫌をとったり宥めたり叱咤激励しながら自分と付き合っていくんだな

♬脳のファイルを かき集めて
イッサイガッサイ のみこんで ah♬

かき氷をいただきながら、この半年の健康を感謝し穢を落とし、ほんの少し波立った心や未成熟な心と知覚過敏の奥歯にしみる様々な痛みも、全部噛みしめた6月29日の日記

帰り道のおまけも投稿予定です
あとひとつ!





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