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ほろ酔いラプソディー『42.椎茸とすだち』

秋の味覚の代表といえばキノコだろうか。網焼きやホイル焼き、炊き込みご飯にもキノコは欠かせない。でも、9月も続くこの暑さで秋の味覚の固定観念も今後変わっていくのかもな、と考えながらオフィスへ向かう。

途中、近くのコンビニへ立ち寄り、お昼のお弁当を手に取って粗野に振る舞う若者の後ろに並ぶ。会計を終えた若者が、使い古したビニール袋をポケットから出す姿を見て、意外と思った事をすぐに反省する。

人との距離が以前より離れている今は、意識的に先入観を排除しないと誤った見方ばかりをしてしまうかもしれない。それに変化する生活様式の中で楽しさを見いだすには、先入観はきっとないほうが良い。

先入観といえばキノコは植物に近いようで、実際は動物と近い関係にあるらしい。そう思って店先に陳列された椎茸と向き合うと、帽子を深くかぶり陽射しを避けるように俯いていて、なんだか冷やしてあげたいなって思った。

『 見方を変えれば、きっともっと楽しい 』

椎茸の冷製仕立て

材料
・生椎茸
・すだち(絞り汁1)
・酒1、醤油1
・オリーブ油
作り方
1.フライパンにオリーブ油をひく
2.蓋をしながら弱火で椎茸を両面焼く
3.2に酒と醤油を入れアルコールを飛ばす
4.火を止め3にすだちの絞り汁を入れる
5.4を冷蔵庫で冷やして器に盛る

※写真のすだちは分量外です。
※冷やさずに温かい状態でももちろんおいしいです。
※マリネするようにフライパンに残った汁もいっしょに冷やして下さい。

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