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いたかもしれないタコ図鑑

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太古の昔、もしかしたらこんなタコがいたかもしれない…?タコはほとんど化石に残らない生き物。だからどんなタコがいたか全くわからない。それならあんなタコやこんなタコ、好きなだけ想像し…
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#古代史

いたかもしれないタコ図鑑 no.2 ノウエンダコ

いたかもしれないタコ図鑑 no.2 ノウエンダコ



ノウエンダコは約700万年前から500万年前まで生息していたかもしれないタコである。タコなので化石は見つかっていない。

ノウエンダコの最大の特徴は、海藻を栽培することである。栽培の目的は以下4つである。
1 食料となる魚をおびき寄せるため
2 自分の身を隠すため
3 非常時に食べるため
4 卵を産み付けるため

最大の目的が魚を呼ぶためである。ノウエンダコは好みがうるさく、個体によって好きな

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いたかもしれないタコ図鑑 no.1 サナダコ

いたかもしれないタコ図鑑 no.1 サナダコ



サナダコは約200万年前に生息していたと思われる体長わずか5mmのタコです。化石は残っておりません。
このタコは非常に弱々しい生き物なのですが、ヒトに寄生することで繁栄することができました。
シジミの仲間に卵を産み付けて、その貝を食べたホモ・エレクトゥス(原人)の鼻腔内に住み着きます。
2ヶ月間、鼻腔の粘膜に張り付いて血液を吸い取ります。
このとき、サナダコから分泌される体液のせいなのかわかり

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