学振面接試験を受けてわかったこと(試験の概要と流れ編)

こんにちは。人文系大学院生の佐竹です。

学振の面接試験、それはある意味ふつうにDC・PDに通るよりも狭き門です。わたしのとき・領域では面接ゆきになった人数は10人弱、そのうち採用になるのは2人のはずでした。

そんな人数ですから、ネット上で情報を探しても、ただでさえ少ない人文系DC2、そのうえ面接となったらほとんど何も落ちていません。

その上スケジュールはなかなかタイトです。こちらはそんなつもりで予定を組んでいませんから、まあ慌てます。早めに面接とはどういう試験なのか把握しておくほうが、うまく備えられるのは当然のことです。ぜひこの記事を参考になさってください。

また改めて別記事でわたしが面接のためにした準備、面接で学んだことなどをまとめようと思っていますが、それにはどうしても個人的経験に依拠する部分が大半になります。主観は排せませんが、ここではなるべく誰にでもあてはまることを書いておきます。

前置き

今はまだ一部書きかけですが随時追加予定です(少なくとも6,000字くらいは書く予定)。わたしのときの面接はDC・PD共通の仕様でしたので、現在も変わっていなければどちらの方にも一応お役に立てるはずです。ご質問等あればそれにあわせて加筆するかもしれませんのでコメント下さい(答えられない質問の場合はご容赦ください)。

なお、この記事はわたしが申請・採択されたときの記憶をもとにしています。現在とは状況が異なっている可能性、個人的な経験であって普遍的な事実ではない可能性、認識にバイアスがかかっていた可能性等があります。

この記事をご覧になった方の結果がどうであったとしても、私は責任を負うことはできません。ご覧になる方個人の責任で参考にしてください。


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