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記事一覧
【ドラゴンのエッセイ】親友と久しぶりに会った話
昨日、約半年ぶりに親友のNさんに会うことができた。家に来てもらって、ただただ話すこと約4時間半。他愛ない話から結構マジな話までいろいろした。
今年は元日の能登半島地震から始まり、パブリックなことからプライベートまでいろいろネガティブなことがあった。具体的な内容は避けるが、2人とも似たような時期に似たようなストレスにさらされていたことが分かった。なるほどこれじゃあお互いに「このままじゃ潰れるわ」
【差別と悪意番外編】フォロワーさんに紹介してもらった
俺のエッセイの中でも特に高めの閲覧数を誇る「差別と悪意」シリーズ。反響が高いかわりに俺のメンタルも相当削られるが、フォロワーさんたちの支えがあってひと段落を迎えることができた。
上に紹介した記事が、ずっと俺を励まし続けてくれた仲間が書いてくれたものである。また、彼を中心に俺と同じような境遇の方が集まってくれて、今ではグループLINEまでできている。本当にありがたい。
今回は、記事を書いて
差別と悪意第2回③ 施設B編完結 施設長ご乱心
前々回、そして前回と書いてきた施設Bの信じられないスタッフや環境の話題も、今回でいよいよ完結である。この連載エッセイ「差別と悪意」については通常のエッセイとは別でリスト化してあるので、気になる方はリストからこれまでを振り返ってみてください。
今回のタイトル、決して誇張ではない。本当に施設長のご乱心としか思えないような事件がたくさん起こった。前回のあらすじとともに読んで頂こうと思う。
前回のあ
【ドラゴンのエッセイ】貴重な経験
突然だが、俺は身体障がい者だ。そしてたくさんの推しがいる。
推しといってもCDやBlu-rayを買ったり、彼らが出ているテレビ番組を見る程度だ。しかしその生活を続けて今年で15年になる。唯一の生きがいといっていい。
推し活の醍醐味といえばライブ、という人が多いが、俺はライブに行ったことがない。これからもおそらく行かないだろう。
それでも俺は満足している。なぜなら、貴重な経験をしたからだ。そ
差別と悪意第2回② Nさんの登場と地獄の入り口
おかげさまで前回の連載(こちら)も結構な反響があった。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、このチャンスを逃す手はないと思うので、一気に書いてしまおうと思う。
それともうひとつ。俺の方針として、「一つの施設について書く場合は一回を分割する」というものがある。だから第2回と銘打っている間は、施設Bのことしか書かない。疑問に思った方もいたようなので書いておきました。
それでは、今回も信じ
連載エッセイ「差別と悪意」第2回①
はじめに前回の記事(こちら)を書き終わった時は、しばらくこの連載は更新するまいと思っていた。しかし俺は思ったより単純な性格のようだ。フォロワーさんに記事を紹介してもらい、また別のフォロワーさんからはコメントを頂いた。そうなると急にメンタルが元気になって、また書こうと思えたわけだ。前述のフォロワーさんにお礼申し上げます。
今回も重い話になるが、最後まで読んでもらえたなら嬉しい。
プロローグ 前回
スポットライト 第3回
1 泣いて、疲れて、眠って、また起きたら泣いて。そんな1日をどれくらい過ごしたか分からなかった。もう記憶すらない。久しぶりに自分の意識というものを自覚したのは、ある人物の訪問がきっかけだった。
「浩一くん、連絡が取れないから心配したんだよ。君まで死んでいなくてよかった」
香凜の父、武さんだった。まだ結婚したわけでもなかったのに、交際を報告した当初から何かと僕を気にかけてくれていた。
「まあ、元気
【ドラゴンのエッセイ】無知と差別
ずっと考えていることがある。
俺の障がいの原因である「脳性麻痺」という病気は、まだまだ世間に認知されていない。「麻痺」という言葉は例えばポケモンなどで聞いたことのある人は多いのではと思うが、俺の障がいはそれとは全く違うものと言っていい。
俺の障がいがどういうものかについては、今回のテーマとは少しずれるのでまた別記事で書くとしよう。今回問題にしたいのは「認識不足による差別」である。
最近フォ
【ドラゴンのエッセイ】推しを分析してみた(ラストにフォロワーさんへのご挨拶あり)
俺の推しは、SMILE-UP.に所属する(もしくはしていた)アーティストたちである。と言っても全グループ同じ熱量で好きなわけではない。最近やっと、自分がどういう趣味嗜好を持っているかがおぼろげながら分かってきた。あくまで俺個人の意見なので、「こういう見方をしているのね」というふうなライトな読み方をしてほしい。
はじめに まず、これは俺の持論だが、SMILE-UP.アーティストのライブには大きく
【ドラゴンのエッセイ】学校に行くということ
先日、加藤シゲアキくんのエッセイ集「できることならスティードで」を久しぶりに読み返した。俺がエッセイのテーマに悩んだのがきっかけだが、思うことがあったので書いてみようと思う。
エッセイの中に「小学校」というものがあった。加藤くんがMCを務める番組で「どうして学校に行かなければならないのか」という問いを投げかけられ、その質問にに彼なりの答えを出そうと考えを巡らせていく。
現在、俺も就労支援施
ドラゴンのエッセイ緊急更新 1年ぶりに
先日、私は25歳の誕生日を迎えました。そしてたった今、ある人からお祝いの連絡を頂きました。
高3の時の恩師です。私が卒業した翌年から、毎年欠かさず誕生日近辺に連絡をくれるんです。もう7年になります。
先生はまだ私の母校に勤務しているそうですが、いくらそうだとはいっても毎年「今年はもう連絡ないよな」と思ってきました。そして今年は大分遅れていたので、もうあり得ないと思っていたんです。
話した内
【ドラゴンのエッセイ】誕生日に書いてみた
本編俺は今日で25歳になった。ついになってしまったという心境である。中学生くらいの頃からずっと「脳性麻痺患者の平均寿命は25歳前後」という話を見てきた。だから今日を迎えるのが若干怖かった。
特に今年に入ってからは、今までずっとメンタルが落ち気味である。フォロワーさんたちに雑談として気軽に話せるような内容ではないと思ったので、ずっとnoteに書いてきた。一言で言うなら、人間不信である。もちろん、
【緊急更新】モヤモヤが晴れた話
私は、今も昔もSMILE-UP.所属アーティストのファンです。最推しは今も昔もずっと嵐ですが、複数のグループのオタクといっていいレベルです。先日ファンを一旦卒業することを発表しましたが、実はずっと迷いがありました。そして先日、やっと自分なりの結論を出すことができたんです。
この文章は、現在もSMILE-UP.に推しが所属しているみなさんに向けてのメッセージのつもりで書きます。私と同じ苦しみと向