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子どものための、目で見える化❢8h/8h/8h/簡単スケジュール

ある日、超絶不機嫌でピアノのレッスンに来た男の子。
こちらが何か話しかけても、返事は上の空、
明らかにイライラしてて・・これでは教えられない。。覚えられない。。

レッスンが始められなくて困っている時間のない私。
「どうしたの?」「何かあったの?」
ううん。。。別に。。何もない。

うそつけーーーっ!笑
普段はにこやかで柔軟に動ける子なので、絶対、理由があるはず。

「友達とけんかした?」「お母さんに叱られた?」
いくつか聞いていくと、お母さんのところの返事のトーンに変化あり。
表情も少し変わって、見逃さへんで!

ということで、じっくり聞き出したところ、
勉強時間を1時間にしなさい!と言われて、それが嫌で
(主に、ゲーム時間が減るから)ゲームに勝るものなし!

でもねぇ~小学生高学年~中学生頭なら、1時間じゃ少なくない?
・・とは思ったけど、彼には多すぎたのでしょう。

世間の受験生は、かなりやってるので、
その子たちと、いつか肩を並べなきゃいけなくなるし、
1時間がそう長いとも・・思えない。


そもそも、一日は何時間あるのよ?

24時間・・

学校にいる時間が8時間

家で過ごす時間が8時間

寝る時間が8時間

合計は!?

24じかん・・

でしょ?これ、誰もみんないっしょでしょ?

と言いながら図を描いた。
めちゃラフだけど

寝る時間、塾があったり習い事があったり、部活があったり、
毎日のスケジュールは変わるけど、学校と睡眠時間には
大きな変化はないので、要は家でどう過ごすか?
の問題が、あまりにも、とてつもなく片付かない問題に思えて
悩みに発展してたみたい。

ササッと書いたグラフだけど、目で見ると落ち着いて、
意外に時間は(自分次第で)取れるんだってことに気づいて、
急に笑顔が戻ってきた。

で、滞りなくレッスンができたというわけです。

単純なようで、とても大切な見える化は、
頭の中を整理し、悩み事を軽くし、解決策を見つけ、
取り組む一歩を踏み出すことができます。

いっしょに曜日ごとに、休日ごとに作ってみるのも
とても良いと思います。

子ども達にも、そして、勉強させたい母にも、お勧めです!


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