子どもに何かやってもらいたい時の、替え歌作戦!
なかなか1拍と3拍の音符の組み合わせができない。
あ~~~
どーやったらできるようになるの?
ほとんどの子どもは、くり返しているうちに
覚えてしまいます。
が、
適当に、ちゃちゃっと、
鍵盤をボタンのように押してしまう
自閉症スペクトラムの子ども達に多く見られる現象。
組み合わされた長さの違う音符が苦手。
それは音楽じゃないの、パソコン入力してるんじゃないの、
奏でてるの・・的なことを思ってみても言ってみても、
解決にはならないし。
そばで見ていると、
意識はどこか遠くを漂っているみたいです。
なのに花丸強要!
あはは
めっちゃカワイイ😀 けど、それじゃだめだよー
なので思い付きで作詞をしてみました。
そして歌わせました。
題名「はなまるほしい。」
♪はなまるほしいな
ボク がんばるよ♪
たったこれだけのことでしたが、
歌わせてみると、すぐに弾けるようになりました。
何でもやってみるもんです。
歌は、歌詞を見て⇒声に出す
でも弾くとなると、
譜面を見る⇒いったん脳に指令を送る⇒指に送り弾く
と、工程が複雑に増えるので、
どこかにとりこぼしが起きるのかもしれないな。
それとも歌が楽しかったのかな?
と、あれこれ思ったりしました。
コツは、
はああ な まああ る・・って、
母音をはっきり歌ってあげること。
バイエルの別の教則本にも、
全編歌詞付きのものもありますが、
できないところだけ、
その子の興味を持っていることを
作詞してあげるのがいいと思います。
言葉の方が、1,2,3、・・より
入りやすかったのかもしれないし、
気分の転換ができたのかもしれないし、
興味を引いたのかもしれません。
さて、応用編!何かに使えないかな?
この応用で、
宿題しないとき、
お片付けしないとき、
ピアノ練習しないとき、
メロディなんて適当でいいので、
即興で作詞して、歌ってみてください。
ドレミファソラシド~(下から音階で)
しゅくだいしましょお~~~♪
ドシラソファミレド~(上から下がります)
おかしがまあってるぅ~~~♪
おべんきょ おべんきょ 楽しいなっ♪
(おべんと おべんと 楽しいな)の替え歌
カエルの歌をお片付けの歌に変えてしまう。
「かえるのうたが きこえてくるよ
き・れ・い・に・ おそうじしましょ」
子どもはきっと笑います。
「なにそれ?」って言うかもしれません。
子どもは替え歌が好きなので、
作詞してくれるかもしれません。
机やピアノに向かうかもしれません。
しないかもしれません。
でも同じことを毎回イライラしながら言うのも
親も疲れてしまいます。
子どもにとったら念仏になってるかもしれません。
キメるとこはビシッとキメて、
あとは親は、明るすぎるくらい明るいのがいい。
歌ってみて♪だめもとで。
ミュージカルの人みたいにヾ(*´∀`*)ノ
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