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あなたはアメリカ派?それともイギリス派?

洋楽好きな人が集まると、この質問をされることがよくありますよね?もちろん、ミュージックバー・ガッファでも、よく話題になります(笑)。

というわけで、ガッファではアメリカ派が多いのか、イギリス派が多いのか、検証してみたいと思います!

試しに、前回投稿した「リクエストの多いアーティスト」を国別に分類してみましょう。

   ↓前回投稿はこちら

上位20組は?

20グラフ

アメリカ(USA)が10組(Prince, Toto, Madonna, Michael Jackson, Billy Joel, Stevie Wonder, Daryl Hall & John Oates, Heart, Van Halen, Eagles)

イギリス(GBR)が8組(Queen, Kate Bush, David Bowie, The Beatles, Duran Duran, The Rolling Stones, Peter Gabriel, The Smiths)

アイルランド(IRL)が1組(U2)

ノルウェー(NOR)が1組(a-ha)

アメリカが多いという結果ではありますが、ヨーロッパ圏の合計(イギリス、アイルランド、ノルウェー)と拮抗してるとも言えますし、特に上位3組(Queen、Kate Bush、David Bowie)が全てイギリスということも考慮すると、どっこいどっこいかな?という印象。

上位340組は?

グラフ

リクエストのシェア8割を占める340組のアーティストを、国別に分類してみると、アメリカが158組、イギリスが148組ということで、これまたアメリカがちょっとだけ多い!でも、「北米」対「ヨーロッパ」で考えると、やっぱりどっこいどっこいかなー?

そして、こうして分類してみると、意外とアメリカ・イギリス以外の国のアーティストも、上位にランクインしてました!

というわけで、アメリカ・イギリス以外でランクインしてるアーティストをピックアップしてみましょう。

アメリカ・イギリス以外の人気アーティスト

オーストラリア(AUS)が7組(Rick Springfield, Olivia Newton John, Inxs, Men At Work, AC/DC, Crowded House, Kylie Minogue)

アメリカとイギリスの混合グループ(GBUS)が7組(Fleetwood Mac, The Power Station, Foreigner, Phillip Bayley & Phil Collins, Paul McCartney & Michael Jackson, Beck Bogerd & Appice, Dionne & Friends)

カナダ(CAN)が4組(Bryan Adams, Celine Dion, Corey Hart, Glass Tiger)

ドイツ(DEU)が3組(Nena, Hubert Kah, Kraftwerk)

スウェーデン(SWE)が3組(Abba, Europe, Roxsette)

アイルランド(IRL)が2組(U2, Gilbert O'sullivan)

イタリア(ITA)が2組(Joe Yellow, Michael Fortunati)

日本(JPN)が2組(YMO, Jun Togawa)

オーストリア(AUS)が1組(Falco)

フランス(FRA)が1組(Michelle Pornaref)

ジャマイカ(JAM)が1組(Third World)

ノルウェー(NOR)が1組(a-ha)

洋楽しかかけないガッファですが、例外でかけることがある邦楽がありまして、YMOと戸川純がランクイン!YMOは世界的に活躍してますし、ガッファにはアメリカ盤のレコードも置いてあるので、洋楽扱いでもいいかな?純ちゃんは、店主が好きなもので(笑)、密かにガッファにレコードが置いてあることを知ってるコアなファンの方から、リクエストされることがたまにあるのです。

それ以外の国に関しても、特に英語で歌っている曲であれば、当時アメリカやイギリスのヒットチャートにもランクインしてましたし、「洋楽」として普通に聴かれていたので、ガッファでもリクエストが多いんですよね。

そういう意味では、英語じゃないのに世界的にヒットし、いまだにリクエストが多いアーティストというのは少ないですね・・・

結論

アメリカとイギリス、ガッファでのリクエストはどっこいどっこい

さらに言うと、それ以外の国のアーティストも含め、英語で歌われているものであれば、区別することなく「洋楽」として聴いている人が一番多いと感じます。まぁ、当たり前といえば当たり前ですが(笑)。

実は、「ガッファはUK好きなお客さんが多いよね!」と言われることが多いんです。

それはたぶん、「UKロックが好きなんです!」と主張する方が目立っているせいじゃないかな?

「アメリカン・ロックが好き」とか「アメリカもイギリスも洋楽全般が好き」という方は、そうであることを主張しないのですが、なぜか「UKロックが好き!」と主張する人はいらっしゃるんですよね。極端にUK寄りな人は確かに目立つというか・・・。

「マスターはUSよりもUKが好きですね?」と言われることも多いのですが、返答に困ってしまいます(笑)!確かにケイト・ブッシュが一番好きですし、ボウイやビートルズはもちろん、第2次ブリティッシュ・インベイジョンやブリット・ポップなんかも好きではありますが・・・

ケイトの次に自分がフェイヴァリットだと言えるプリンスはアメリカですし、スプリングスティーンなどのUSロックはもちろん、モータウンやアトランティックなどのソウル・ミュージックやファンクも好きですし・・・結局、国を問わずに洋楽全般が好きなんですよねー。

というわけで、ミュージックバー・ガッファでは、US派の方も、UK派の方も、両方好きだという方も、米英以外も好きだという方も、多様なお客様たちがご来店になってますので、「洋楽」好きな方であれば、どなたでもウェルカムです!!



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