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とある女性と宇宙の話。

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友人だった女性と彼女の仲間たちから教わったことや、それに関連した話。
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#話シリーズ

宇宙からのメッセージを自己の解釈で曲げてしまった人の話。

宇宙からのメッセージを自己の解釈で曲げてしまった人の話。

チャネリングが始まったばかりの、ある時のこと。彼女はとあるイベントに誘われて出演者として参加することになっていた。それはいわゆるスピリチュアル系の人たちが自主開催するフェスのようなもので、とある史跡で開催したり、クラウドファウンディングなどを取り入れたり、それなりの規模で開催しているようだった。主催者がそのイベントについて、事の発端から変遷、途中経過をブログやSNSで知らせては参加者に告知していた

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家族が発狂した話。

家族が発狂した話。

今の部屋に引っ越すきっかけをくれたのも彼女だった。当時私は長年住んでいたアパートを一度引き払い、実家に戻っていたのだけど、どうにも家族との折り合いがつかなかった。「あなたのその家族は家族でもなんでもないよ」と教えてもらってからもなかなかそれを受け入れられずにいた。

そんな折に、前にも何度か書いている母親との衝突があった。

恐らく私の母親はヒューマンなんだけど、ヒューマンがヒューマノイドを叩き潰

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異世界への扉を開くには。

異世界の扉というものがある。今まで自分が存在すら知らなかったものと出会う機会。

そういう、自分が知ってる世界から少し離れたところにあるさまざまなもの。それらに触れることで、自分の中に未知なるものへの好奇心が湧き上がってくる。「もっと見たい」「もっと知りたい」と。その気持ちは尽きることのない人の源泉なのだ。

彼女は言うなれば、そういう扉を開いてくれる存在だった。

今書いていること、これから書こ

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星野源を題材とした「人の輝き」の話

星野源を題材とした「人の輝き」の話

家で過ごす時間が増えて、ますます今の部屋に引っ越してきていてよかったと思っている。実家で自宅待機していたら、間違いなく発狂していたと思うから。この一年かけて、ゆっくり自分の快適な環境を模索して、物を捨てたり綺麗にしたりを繰り返して、日々の掃除や洗濯などの家事をしながら自分を整える練習を繰り返して、やっと得た安寧なのかも知れない。

SNSのいくつかのグループで、「危ないわね」「気をつけようね」とい

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