LoFi Hip Hop 日本の草原の夏の風からお盆を感じるローファイ 創作秘話
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日本の夏、広大な草原を歩くと、自然が紡ぎ出す音や風の感触が心に響いてきます。そんな瞬間を切り取り、音楽として表現するプロジェクトが今回のローファイヒップホップです。舞台となるのは、奈良県の曽爾高原、長野県の志賀高原、熊本県の阿蘇草原。これらの場所で感じる風と自然の音、そして静けさをテーマに、まるでお盆の季節に祖先と対話するかのような、ノスタルジックな楽曲を制作しました。
曽爾高原の朝霧
最初に訪れたのは、奈良県の曽爾高原。標高が高く、夏の朝は涼しさが際立ちます。早朝の5時から7時の間に広がる朝霧は、草原を覆い尽くし、幻想的な風景を作り出します。この場所で感じたのは、過去と現在が交錯するような、不思議な感覚です。静寂の中で風が吹き、草を揺らす音が耳に届くと、まるで時間が止まったかのような気持ちになります。その感覚を音楽に乗せ、曽爾高原の朝を表現した2曲を作り上げました。
志賀高原の昼下がり
次に訪れたのは、長野県の志賀高原。昼下がりの時間帯、木陰で涼風を感じながら過ごす時間は、まさに癒しのひとときです。志賀高原は、標高が高いため、真夏でも涼しさを感じることができ、自然の中で深呼吸するような感覚を味わえます。この高原で感じたのは、草の香りと遠くに広がる山々の静けさです。風が草原を吹き抜ける音に耳を傾けながら、心が自然と調和していく瞬間を音楽に込めました。
阿蘇草原の夕暮れ
最後に向かったのは、熊本県の阿蘇草原。夕暮れ時、太陽が沈むにつれて空がオレンジ色に染まり、草原全体が柔らかな光に包まれます。ここで感じたのは、祖先への感謝と共に、心の静けさが深まる瞬間です。風が草を揺らし、彼女の周りを優しく包み込む中で、自分自身と向き合う時間が流れていきます。その静けさと感謝の気持ちを音楽に昇華させ、阿蘇草原の夕暮れを表現しました。
天才画家ローファイちゃんと猫
今回のプロジェクトを彩ったのは、天才画家ローファイちゃんの存在です。彼女は、自身のアトリエで猫と一緒に過ごしながら、各シーンに合わせたイラストを描き上げました。彼女の手によって描かれる風景は、音楽と共鳴し、視覚的にもリスナーを草原の世界へと誘います。ローファイちゃんのイラストは、動画内で完成していく過程が描かれており、最終的には完成図としてここに皆様にお届けします。
自然と共に心を癒す音楽
このプロジェクトを通じて感じたのは、自然の中で過ごす時間の大切さです。音楽と共に、心が穏やかに満たされる瞬間を、ぜひ感じていただければと思います。曽爾高原、志賀高原、阿蘇草原、それぞれの地で感じた風や静寂を音楽に乗せ、皆様に届けることができたことを、心から嬉しく思います。自然の息吹を感じながら、この音楽を通じて日本の夏の草原を感じ、癒しのひとときをお過ごしください。
ローファイヒップホップは、リラックスや作業のBGMとして、また日常の中で少しだけ非日常を感じたい時にぴったりの音楽です。日本の草原の夏の風からお盆の静けさを感じる、この特別なサウンドトリップを、ぜひ体験してみてください。
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