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処女懐胎の預言について
旧約聖書のイザヤ書には、イエス・キリストの処女懐胎を預言した箇所があります。
この言葉は新約聖書のマタイの福音書で引用され、イエス・キリストの誕生によってこの預言が成就したと説明されています。
マタイの福音書ではイエスの母マリアは聖霊によって子を宿したと神の御使い(天使)によって説明されており、イザヤ書の引用は、処女なのにみごもったという、通常はあり得ないことが起きたことをもって預言の成就と
疑問を持ってしまう辛さ
私の群れはいわゆるディスペンセーション主義的な考え方の強いところで(というより恐らくほぼ元祖),また教派主義を否定する(ということはつまり自分たちは特定の教派・宗派ではなく,唯一正しい集まりだという信仰に立っていることになる).
最近(と言ってもかれこれ数年は経っているが)私は自分の群れのこのような特徴に対して少し疑問に思ってきているのだが,純粋に自分の群れの教えを疑問なく受け入れていたのが
オリゲネスが「使徒的伝承」としてキリスト教信仰の規範として挙げている9項目(『センチュリーブックス 人と思想 オリゲネス』(小高毅)p.54-55より)
(1)唯一の神が存在すること。この神が万物を造り、秩序付けたこと。なにも存在しなかった時、全宇宙が存在するようにされた事。
(2)イエス・キリストは、全被造物に先立って生まれた事。彼は、万物の創造に際して、父に仕え、万物は彼を通して成った事、彼は終わりの時に、己を空しくして人となったが、神であり続けた。その身体は我々の身体と同じであり、ただ処女と聖霊から誕生したという点で異なっている。彼は見せ掛