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こういう日もある、という気持ちを思い出す 【6/13西武戦⚫️】

いやはやそうそう負けるときってこういう感じでしたね・・と、思い出した。

今シーズンが始まってからずっと、まあ負けて当たり前だな、という心持ちで試合を見ていた。去年から引き続き、だいたいいつも負けていたから。ただ、それは結構大切なことなのだ。「勝って当たり前」という姿勢は、なかなかに不健康だ、と、私は思う。いや、負け惜しみでは、ない。

それでもさすがにここのところは普段より1ミリくらい、「勝って・・くれないかな・・」という気持ちが強くなっていた。勝って当たり前とはもちろん思わない、いやそろそろ負けると思う、わかってる、シンデレラの魔法は解けると思う、でもあと1日だけでも続かないかなこの魔法・・・という感じで。

まあでも解けるものだ、魔法は。シンデレラはおうちに帰らなきゃいけない。何の話だ?

というわけで今日は7-4で負け。押し出し四球で3失点、というのがあまりに痛すぎたし、それはあまりにいつものヤクルト!という感じがした。そうだった、こういう負け方をするんだった。思い出した。やはりこのチームを応援するからには調子になんて乗っちゃいけない。いつ何時も謙虚であらねばならない。連勝なんて泡のように消えてゆくのだ。修行なのだから。

当たり前に最下位だった時は思いもしなかったけれど、「負けると順位が下がる」というのはなんとも言えない緊張感なのだなあと知る。まあ下がる順位があるというその事実がもはや奇跡だけれど。それにしたって守るべきものがあるというのは人を臆病にするものだ。子育てと同じだ。なんの話。

でも振り返ってみれば、いらん失点はあったけれど、満塁のチャンスでちゃんと点を取ったり(信じられない)、前半の数少ないチャンスをしっかり生かした1点(なおみちのヒットと走塁がすばらしかった。井野さんも良かった。)があったり、4、5月の連敗中はこういうのできなかった気がするなあ・・・という場面もたくさんあった。8回表の攻撃はなかなかワクワクした。全体を通してあまりに絶望的、という試合ではなかった。(もっとひどいことは今までいくらでもあった。)

負けることだってもちろんある。勝てる日も、ある。どちらの立場でも、また明日はやってくる。「こういう日も、ある」と、思いながら、また明日を迎えるしかない。(これを言い出すところがまさにいつものヤクルトなのだけれど)

明日はほら・・・もうひどい負け方をしなければそれでいいのだけれど、何よりも、誰も怪我をしませんように。てっぱち早く戻ってきますように。


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