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aya
2024年8月13日 23:15
歌舞伎座に行ってきました。第二部「髪結新三」を幕見です。世の中ではお盆休み中。歌舞伎座界隈も幕見席もすごく賑わっていました。以前の雰囲気が戻ってきたように感じました。「一幕見席」は現在、ほとんどの座席がオンライン販売です。一部は当日売りですが、前日12時からオンラインで購入できるので並ばずに済むようになりました。コロナ前は全席当日券でした。酷暑でも何でも人気演目の場合は外に並ばなくて
2024年8月8日 23:57
歌舞伎座の夏の風物詩、納涼歌舞伎。各部とても入りが良いみたいです。第三部もコロナ禍前の賑わいが戻ってきたような空気感でした。京極夏彦さんが歌舞伎のために書き下ろした作品「狐花」は、とても好みでした。帰り道、友人と「面白ったねー」が止まらなかった。新作歌舞伎だから、もっと派手に作ろうと思えばできそうなのですが、あえていろんな演出を削ぎ落してきたのかなと面白かったです。新しい歌舞伎のジャン
2024年8月6日 00:12
8月の観劇がスタートです。歌舞伎座 八月納涼歌舞伎第三部「狐花」を観てきました。小説家の京極夏彦さんが歌舞伎のために書いた小説と脚本です。小説「百鬼夜行」シリーズの主人公・中禅寺秋彦の曽祖父、中禪寺洲齋を幸四郎さんが勤めています。とはいえ、私は全く京極さんの小説を読んだことがありません。今回は知らないことを武器に初日に臨んでみようと思いました。「京極歌舞伎」という歌舞伎を新たに作り
2024年7月21日 23:58
先日、歌舞伎座夜の部をもう一度観てきました。全体をもう少し近くから観たくて二階席から。本水の勢いがすごいのがよくわかりました。歌舞伎座では過去一番に水の量が多いのではないでしょうか。決して大きくない滝ですが、いつもの澤瀉屋の水量がそこに集約されているというか(笑)一幕二幕の古典は、少し長い気がしていたけど、緩急が付いて見やすく面白かったです。しっかり古典を見せたいという想いに、私は澤瀉屋を
2024年7月19日 23:54
先週の木曜日に友人とゲキ×シネを見てきました。ゲキ×シネとは、簡単に言ってしまうと、劇団☆新感線の舞台を撮影して映像化したもの。現在、20周年プロジェクトが行われています。今までの作品を毎週火曜と木曜に週替わりで上映しています。先週の2日間は「朧の森に棲む鬼」でした。これは2007年に幸四郎さん(当時 染五郎)が新感線に参加し主演した舞台です。当時の私は歌舞伎に出合う前でしたので生
2024年7月7日 00:16
昨日は久しぶりに春風亭いっ休くんの落語を友人と楽しみました。二つ目に昇進してからだいぶ経ち、貫禄が出てきたように感じました。相棒!?の桂枝平くんもいて嬉しかったです。さて、初日に観てきた歌舞伎座 夜の部「裏表太閤記」のこと。前回から続く感想です。三幕構成の三幕目。ここがとっても明るい!私が猿之助歌舞伎の好きなところの一つは、作品のラストが希望や幸福感に溢れているところです。物語の結末に関わ
2024年7月3日 23:24
歌舞伎座 七月大歌舞伎「裏表太閤記」の初日を観てきました。43年ぶりの澤瀉屋復活狂言です。猿之助さんが参加していたらどうなったか。時々、そんな思いが過りました。そのくらい懐かしかったのです。作品を観るのは初めてですが、三代目が作った作品を数々復活させてきた四代目を観てきた身体と心が感じるのです。私の心が喜びました。もともと昼夜通しての長い物語だったのを夜の部だけに縮めているから、短縮版
2024年7月1日 23:16
歌舞伎座「七月大歌舞伎」初日おめでとうございます。私の今月の観劇がスタートしました。夜の部「裏表太閤記」を観てきました。芝居をしっかりと見せて、中盤からグッと盛り上げてくる。ご趣向満載でお客を飽きさせない澤瀉屋クレイジー(褒めてます!)な作品でした。久しぶりにがっつり歌舞伎に浸ることができました。想像より歌舞伎らしい歌舞伎。幸四郎さんバンザイ!です、はい。感想は後日にお話します。
2024年1月24日 22:48
月曜の仕事帰りに歌舞伎座に行ってきました。夜の部「息子」「京鹿子娘道成寺」を観てきました。高麗屋三代の芝居「息子」は2回目です。とても進化していて、内容がスッと心に落ちてきました。「京鹿子娘道成寺」は15日から壱太郎さんから右近さんにバトンタッチです。それぞれの個性を体感してみたかったです。私は歌舞伎座の雪が舞う景色が好きです。命が宿っているような雪。広い歌舞伎座の舞台の端から端まで
2024年1月17日 01:20
歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」昼の部のお話をしています。三つ目「狐狸狐狸ばなし」は何度か観ているなと思ったら、私は新派(三越劇場)、歌舞伎(歌舞伎座)、大衆演劇(6月篠原)で観ていました。元女方役者 伊之助、その女房のおきわ、おきわと深い仲の法印重善。そして雇人の又市。主要人物4人の配役の妙が好き。喜劇なのですが、演じる側も観る側も加減が難しいというか、いろんな感想がある物語だと思います。