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占い的辛口恋愛講座:2

さて、前回「(相手のマイナス面を見破れない)一番の原因は?・・・つづく」というところで終わりました。

今回は「続き」ということですが、その前に前回のお話を整理しておきます。

自分が「恋愛運がない」とか「うまくいかない」と思っている人は、以下のことをチェックしてみましょう。

●恋愛経験がない人
・異性と出会うきっかけがなかったのか?
異性と出会うチャンスを求めて行動したのか、しなかったのか

・異性と出会うきっかけはあったけれども、恋愛に繋がらなかったのか?
好きになれる相手がいなかったのか
相手に自分をアピールしたのか

●恋愛経験がある人
・どういう出会いをして、なぜ好きになったのか?
別れた原因はなんだったのか
自分に悪いところはなかったのか

こういう点を、辛くても自分で客観的にチェックすると、自分の問題点が見えてきます。そして問題点がわかったら、同じミスは繰り返さないことです。

人間は必ず間違いを犯します。
そのことは悪いことではありません。
しかし何度も間違えれば、ただのおバカさんになってしまいます。

占い的に分析すれば、失敗続きの人というのは、同じパターンやタイミングで同じことを繰り返しています。占いの世界でよくいう天中殺のタイミングを使って失敗した人は要注意です。
天中殺のタイミングで出会った人と、うまくいくことはまずありません。
ところが、そういう人は次の出会いがまた天中殺になってしまいます。
不思議なことですが「天中殺は癖になる」と言われる所以です。

天中殺のお話はnoteでもTwitterでも、あちこちで触れておりますし、また触れたいと思いますが、要は「同じ失敗はしない!」という気持ちが大事なのです。
仏の顔も三度まで」という言葉があります。
「仏様は三度しか向いてくれない」ということですから、許してもらえる失敗は二度までです。
これは本当に当たっていて、私の経験でも三度失敗した人は、よほどのことがない限り立ち直ってはきません
「今度こそ頑張ります!」なんて言っていますが、私は「もうダメだろうな」と思っています。

怖いですね〜(笑)
そうならないようにしてくださいね。

さて、冒頭の「続き」ですが、相手を見誤る最大の原因は、相手を観察する期間を作っていないからです。出会ってから、付き合い始めるまでが短すぎるのです。

占い師なら、生年月日さえわかっていれば、一度合えば一発で判断することができますが、普通の人はそうはいきません。
ちなみに私は、会わなくても、ある程度は判断できます。

相手も出会った時は、自分をよく見せようとしますから、なおさら欠点なんて見せてきません。それを出会って間がないのに「すっごくいい人!」なんて判断をしてしまうから間違うのです。
その段階では「いい人かもしれない」というだけです。
最近は、出会ったその日に「相手がいないのなら付き合わない?」と言って交際を始めるどころか、肉体関係まで持ってしまう人が結構いるようなのですが、これってどうなのでしょう。

人を好きになるというのは、とても大事なことです。
そんな大事なことを、出会ってすぐに決めてもいいのでしょうか?
大事なことだからこそ、時間をかけるべきなのではないでしょうか?
まして、2〜3回会っただけで、身体を許していいのでしょうか?
それを「最近は・・」という言葉で、片付けてしまっていいのでしょうか?

吉田拓郎さんの「言葉」という曲の中に、

そう3ヶ月悩んできたよ そして最後の3日は苦しみ
心の奥の暗い迷路で たった5文字の道しるべ見た
愛してる

という歌詞があります。そして、

人生さえも塗り替えるほど こわい言葉を言ってしまった
愛してる

こういうことは「古い」のでしょうか?
「古い」と言っている人たちの結果が「3組に1組が離婚」というのは、どういうことなのでしょう。
結婚した人の7割以上が「来世では、この人とは結婚しない」と言っていることって、どういうことなのでしょう。

「失敗した」ということです。
そういう選び方をして、うまくいく方が不思議だと思いませんか?

皆さんは人を見るプロではありません。
そんなに短期間で人を判断することはできません。
それなのに、すぐにお付き合いを開始すること自体、よくわかりません。
「まずはお友達から」とわざわざ宣言するというのは嘘臭いかもしれませんが、まずはボーイフレンドの一人として、職場の仲間の一人として、観察することが良いと思います。

会社の人事部というのは人を見るプロです。それでも人を判断するのは3ヶ月くらいかかります。
3ヶ月くらい経つと、無防備になって自分を見せてくるという理由もあります。ですから試用期間というのは3ヶ月なのです。

皆さんはプロではありませんから、できれば半年くらいは「好きになってもいいかの観察期間」を設けてみてはいかがでしょうか
間違えないでくださいね。
「好きになってもいいか?」のです。
これができれば、恋愛の失敗はかなり減ると思います。

そして、自分で観察して、判断して、「それでもわからないところもあるから」と占い師のところへ行ってみたらいかがでしょうか。
最初から来てもらっても、きちんと勉強している占い師なら答えることはできるのですが、それでは一生占い師に頼るようになってしまいます。
まずは自分なりに考えてみるということは、すごく重要で、最初のうちはダメ出しされることも多くありますが、相手の見方の自分の間違いの傾向がわかるようになってきます。
自分の異性を観る目が養われてくるのです。

最後に、ちょっと辛口のお話をしておきましょう。
恋愛に限らず、なんでもそうなのですが、過去に失敗を繰り返している人は、自分の考え方や行動を変えない限り、必ず同じ失敗を繰り返します
考え方と行動も変えないのに、来年になったら突然うまくいったら、そのことの方がおかしいと思いませんか?

何を言いたいのかと言いますと、あなたの改善すべき点も告げないで、意味不明に「今年はいい人が現れますよ」なんて言っている占い師のいうことを信じないで欲しいのです。

「今年は恋愛運が」と言っているのは、「今年は異性との出会いが増えますよ」ということなのです。異性との出会いが増えますから、その中にいい人もいれば、悪い人もいます

ところが、恋愛運が極端に弱かったり、恋愛できる風水になっていないと、いい人との出会いが無いということなのです。
そして、1年のうちでいい人との出会いが用意されていたとしても、自分の判断基準が整っていないと、相手を間違えてしまうということなのです。
それを教えるために占い師がいるのです。
そのためには占い師選びも重要ですから、こちらもお読みになられてください。

次回は、出会いが後々の人生にまで、どれだけの影響を及ぼすのか、というお話をしたいと思います。

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