元官僚の長男殺害事件
6月1日午後、元農水省政務次官の熊澤英昭さんが、練馬区の自宅で長男の英一郎氏を刺して殺害するというショッキングな事件が起きました。
元エリート官僚の事件だけに、マスコミがこぞって報道しておりましたが、占い的な見地から、この事件を観察してみたいと思います。
なお、この内容は勉強のためであり、決して興味本位のためではありません。その点に異論のある方は、これ以降は読まないでください。
父親 熊澤英昭 1943年4月21日
三碧木星
寅卯天中殺
陰占
己 丙 癸
酉 辰 未
長男 熊澤英一郎 1975年3月20日
七赤金星
辰巳天中殺
陰占
乙 己 乙
丑 卯 卯
この親子は引き合う関係にはあるのですが、それは精神面だけで、実際の行動は真反対です。
息子の英一郎氏は、Twitterなどで父親のエリートぶりを自慢のタネにしていたようですが、父親を目指すわけではなく、エリートの国家公務員の父親に対して無職の引きこもりという、まったくの正反対の人生を送っています。
英一郎氏は辰巳天中殺で、超現実主義ですから、社会に出てガンガンに頑張らないといけないのに、就職はしたものの、すぐに辞めたようです。
辰巳天中殺の人は、よく覚えておいて欲しいのですが、30代を頑張れない辰巳天中殺は使い物になりません。
この人が頑張れたのは、ドラクエだけだったようです。
精神的エネルギーはかなり強いのですが、現実面のエネルギーは半分ほどしかなく、総エネルギーは少ないはずで、社会を生きるのは難しいのですが、個人でやれる、あるいは個人の裁量が大きいコンピュータ関係の仕事なら出来ないでもなかったのですが、引きこもりでは、それも叶いませんでしたね。
何が彼の生き方をこうも変えてしまったのかは、私生活が報道されていないのでわかりませんが、彼の顔を観ると、条件さえ揃えば犯罪を犯しかねない(具体的に書くと、同じ顔をした人を「=犯罪者」という人が出るので書きませんが)相をしておりますし、家を観たところ、家相に問題があったことは確かです。
母親のことを「愚母」と呼んで、かなり軽蔑していたようですが、母親の生年月日がわかりませんので、母親との関係を論ずることは出来ませんが、どこかに父親同様、反発する関係があったことは確かだと思います。
ただ、母親との縁はありませんので、両親の結婚は天中殺の年か月であったことは間違いありません。
父親は三碧木星で、6月1日は年でも月でも「別れ」の位置にあり、さらに日では「刃物」を意味する星になっていますから、そういうことで「息子の殺害」ということになったと思われます。
息子にとって天中殺月の天中殺日であったことも、大きく関与したような気がします。
運命というのは、こういう風にパズルのように絡み合って動いていきます。皆さまに考えて欲しいのは、前回お伝えしたように、
これは、決して他人事ではなく、条件さえ揃えば、誰にでも起きるということです。
この事件の本当の原因は、両親の結婚にありました。
そういう意味で、結婚は大切ということを認識されてください。
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