【番外編】無いものねだりをするのでは無く、すでに手に入れているものに喜びを感じましょう
・もっとお金があれば
・もっと理想的な環境に行けば
・もっと成功していれば
・裕福な家庭に育っていれば
など、人間はまだ手に入れていないものや過去に対して強い欲望を抱いたりします。
人間なので「欲」があることは大事なのですが、無いものねだりばかりをしている限り、常に不足感に悩まされ、本当の幸福感を得ることが難しくなります。
無いものねだりの弊害
無いものねだりは、現状に対する不満を増幅させるだけでなく、心の平安を乱す原因となります。
例えば友人が、いい車や、ブランド物、時計などの高価な物を手に入れたことを知った時、自分もそれを持たなければならないという焦燥感やそれを手に入れていない自分を卑下したりすることがあります。
しかし、この感情にとらわれると、持っていないものにばかり目が向き、今自分が持っているものの価値に気づかなくなってしまいます。
無いものねだりを続けることで、満たされない感覚が続き、最終的には幸福感が薄れていきます。
さらに、他人と自分を比較することで、自己評価が低くなり、自信を失うこともあります。
自分たちが本当に求めているのは、外部の物質的なものではなく、心の中にある内面的な充実感や満足感だと僕は思います。
手に入れているものに喜びを感じることの大切さ
一方で、今自分が手に入れているものに目を向け、その価値を認識し、喜びを感じることは、心の平安と幸福感をもたらすことができます。
日常生活の中で何気なく手にしているものや経験に感謝することで、心は満たされ、ポジティブなエネルギーが湧いてきます。
例えば、家族や友人との時間、健康であること、仕事や趣味に打ち込める環境など、今現在持っているものに感謝することが重要です。
これらは、物質的なものではなく、心の充実感を生む要素です。
自分がすでに持っているものに感謝することで、幸福感が高まり、日々の生活に対する満足度も向上します。
無いものねだりから解放されるためのステップ
無いものねだりから解放されるためには、まず自分の考え方を見直す必要があります。
以下のステップを通じて、今手に入れているものに対する喜びを感じる習慣を身につけていきましょう。
1. 感謝のリストを作る
毎日、自分が感謝していることをリストにしてみましょう。
どんな小さなことでも構いません。
家族との楽しい会話や、美味しい食事、快適な住まいなど、日常の中で感謝できることを見つけてリストに加えていくことが大切です。
このリストを振り返ることで、今持っているものの価値に気づきやすくなります。
2. 比較をやめる
他人と自分を比較することは、無いものねだりを助長する大きな要因です。他人の成功や持っているものを羨ましがるのではなく、自分自身の人生に焦点を当てましょう。
自分が何を大切にしているのか、何に喜びを感じるのかを明確にすることで、他人との比較から解放され、自分の人生に満足できるようになります。
そもそも、比較対象の他人が、本当に幸せかどうかは本人しかわからないので、勝手にこちらで判断しても仕方ないことです。
実際に、高価なものを身につけて、いい車を持っている友人は常にお金に困っていると言っていました。
確かに見栄えはいいのですが、実際はそんなもんです。
3. 現在に集中する
過去や未来にとらわれず、今この瞬間に集中することも重要です。
未来に対する不安や過去の後悔にとらわれると、現在の幸福感を感じることが難しくなります。
今この瞬間に感謝し、今手にしているものに満足することで、心の安定と幸福感が生まれます。
毎日に食事ができて健康なだけでもとても幸せなことです。
日々忙殺されていると、なかなか当たり前のことに感謝できないかもしれませんが、冷静に今手にしているものを感じていく努力をしてみましょう。
無いものねだりをするのではなく、今手に入れているものに喜びを感じることは、心の健康と幸福感を保つために非常に重要です。
自分たちが求めている本当の幸福は、外部にあるのではなく、実際は内面にあります。
他人に憧れを抱くのはいいですが、他人が本当に幸せかはこちらでは判断できません。
もしかしたら、本当はお金に困っているかもしれないし、仕事や付き合いで忙しく、家族との時間が取れていないなど、当人たちにも悩みがあるはずです。
そんな風に考えると「あ、自分って結構幸せなのかも」って思えてきたりします。
今持っているものに感謝し、その価値を認識することで、日常生活に充実感が増し、より豊かな人生を送ることができます。
毎日の生活の中で、感謝と喜びを忘れずに過ごしてみてください。
あなたの人生は、今すでに豊かであり、それに気づくことが幸福への第一歩です。