<雑想0032> 消えていく書店文化…
◆ジュンク堂福岡店が6月末休止へ 九州最大140万冊、仮移転営業困難に (西日本新聞)
寂しいな。 リアル書店がどんどん消えていきますねー。
都市部の大型書店も街の個人書店も。
仕事終わりに、本屋さんへ用も無く立ち寄ってぶらぶらとしながら、意外な本との出会い、とかがあり、それは貴重な体験であったと思い返します。
もちろん、リアル店舗でありながら、いろんなカタチで新しい業態やビジネスモデルの取組みも多々ありますね。最近ですと「蔦屋家電」や「誠品生活」とか。リアルな書店が絶滅することは無いと思います。
正直、自分も、電子書店で購入することも多いですけどね…。
出版社に言わせると、「電子書籍は儲からない」、ということのようです。
紙書籍は再販価格維持商品ですが、電子書籍は一般の商品と同じ。 つまり、消費者への販売価格は小売店(電子書店)の値付け次第。 スーパーマーケットの野菜やお肉・お魚その他食料品などと同じ扱いです。 別に書籍を特別扱いしなければならない絶対的な合理的理由があるわけではないと思いますが(もちろん、出版社はいろいろ説明・主張します)。
個人的には、著者、出版社、書籍取次、リアル書店、図書館、レンタルブック事業者が、いろいろと話し合ってなんらかの新しいモデルを作り上げていく必要があると感じています(もちろん動きはあるのでしょうが)。
そうしないとAm社さんAp社さんG社さんに対して、規模やグローバルスタンダードから抵抗できないでしょうから、やりたい放題になりそうかなと。
ああ、迷路のようだった渋谷・大盛堂が懐かしいなぁ…(現在、センター街入り口にあるお店ではなく、古い方です)。
ではでは。