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パリ留学36日目

10月7日。
今日は土曜日なので、お休み。
週一でバレエのレッスンに通おうと思い、今日行ってみることに。
今日の先生はいかにもバレエダンサーでしたと言わんばかりの容姿端麗な女の先生でした。
以前は、芸術監督っぽい貫禄のある雰囲気のおじさん先生だったので、全然違うレッスンでした。
今日は土曜ということもあるのか、バレエガチ勢の人たちが結構いました。
フランスはアマチュアかプロのレベルしかないので、私は上級者向けのクラスを受けています。
その中でもオープンクラスで誰でも参加できるので、昔バレエやってたのかな?と思わせるようなおばさんだったり、正直少しレベルが足りていない人もいます。そんなオープンクラスですが、今日はプロに近い人たちが多く以前と少し雰囲気が違い、面白かったです。
そんなわけで今日は以前に比べ、難易度がアップしている感じがしました。
バレエは2週間ぶりくらいだったので、正直筋肉が追いついていませんでした、、、
なんかよくわからないのですが、私が受けたクラスのスタジオはとても回転しやすいのですが、ジャンプが死ぬほど飛べてる感じがしません。
私の筋肉がなくなったせいかもしれませんが、日本でやっていた時はこんなに身体の重みを感じていなかったような、、、
これから通い続け、なんとか身体をいい感じに保ちたいと思います。
ダンスを専門としているのに全然運動してなくて、やばいです、、

そして、レッスンが終わった後はMAC VALというパリの南郊外にある現代美術館に行ってきました。
個人的に印象に残ったのは、この作品↓

Pole Bury 《1815 et 2185 points blancs》

本当は動画で見せたいところなのですが、この作品、実は動くのです。
この細かい糸みたいなものが一本一本微動します。
キャプションには、「これらの謙虚な静寂の動き」と書かれており(ネット翻訳なので正しいかわかりません)微動するこの糸の動きに惹かれました。
じっくりと観察していないと見えてこないもの。
時間をかけて、詳細にみることで発見されるものの喜びや新鮮味を味わわせてくれます。
このPole Buryという作家の作品は他にも展示されており、別の作品もこれと同じような微動がありました。しかし、違う点は金属を使用していて、もう少し彫刻に近い見た目をしています。平らな金属のオブジェが並んでおり、それが時たま触れ合って音を奏でます。それも面白かったです。

こちらの美術館は学生無料でとても良かったです!
また来たいなと思ってます。

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