20241108
今日は仕事を定時で終えて速攻で下北沢へ。
今日観るのはお芝居。
片桐はいりや勝地涼、皆川猿時らが出演する、宮藤官九郎が手がけた『米田時江の免疫力がアップするコント6本』を観に行った。
平日なのに18時開演なので、電車が止まってたらどうしようとヒヤヒヤしたが、なんとか乗り換えもうまく行き、ザ・スズナリという芝居小屋に到着。
ザ・スズナリに行くのは初めてだったが、ホールというより芝居小屋と言ったほうがピンとくるような、年季の入ったこじんまりとした場所で、なかなか趣深かった。
片桐はいりのお芝居を生で観たい!と思っていたので、今日は間近で堪能できて(前から3列目だった!)、嬉しかった。
内容はタイトルの通り、コント6本をオムニバス形式で披露する合計2時間強のお芝居。
学生やスーパーの店員、旅館の女将など様々な役を演じながら、ひたすら客席をその奇抜な格好や言動で笑わそうとしてくる。
開演中のほとんどの時間が、お客さんの笑い声で占められているというなかなかない貴重な体験ができた。
100人くらいの小さいキャパなので、身動きが取れないくらい客席はギュウギュウだったが、目の前で繰り広げられるコントが面白くて刺激的だったので、観客と一緒にゲラゲラ笑っていたらあっという間に2時間経っていた。
途中キャストたちも笑いを堪えながら演技しているシーンもあり、あぁ、こういう馬鹿馬鹿しくてくだらないものを浴びるって至福だなぁなんて思っていた。
でもよく凝らして観てると、笑いの中にちょっとしたシニカルな表現やセリフがあったりして、そこを感じ取るのも楽しかったし、そこはクドカンさすが、としか言いようがない。ニヤケながらも感心してしまった。
終演後に芝居小屋を後にしても、開演が早かったからかまだ20時過ぎ。
せっかくの金曜の夜だし、と乗り換えの新宿駅で一旦降りた。
閉店間際の食堂・長野屋で肉豆腐定食を一瞬で平らげ、二丁目にある馴染みのバーへ向かった。
私が入店した時は2人しかお客さんがおらず、うち1人は顔見知りの方だったので、リラックスしながらお酒とお話に花を咲かせた。
やはりこういう気分転換したい時に馴染みのバーが1軒でもあるのとないのとでは、QOLがだいぶ変わってくるな、思う。
お酒と心地いい音楽と小気味良いおしゃべりですっかり気分が良くなった私は、この数週間のうちにあった家でのゴタゴタを吐露してしまった。
そんな普段なら誰にも明かせないような重い話も、ここなら嫌な顔せずに受け入れてくれる、そんな場所に巡り会えて、私はとっても幸せ者だ。
まぁ吐露したところで問題の根本的な解決にはならないものの、第三者に話すことでだいぶ自分の中で問題を整理できてきたように思う。
思ったらあとは行動するだけ。
行動力だけは無駄にあるので、割とすぐに動き出す、そんな予感がしてるほろ酔いの週末である。
今週もお疲れ様、私。