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#書籍公開
『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(7回)実例3 「アスペルガー症候群」はもう存在しない 〝関係者〟の思惑で疾患が増える不都合な現実
【第7回】実例3
「アスペルガー症候群」はもう存在しない
〝関係者〟の思惑で疾患が増える不都合な現実
『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(5回)実例1 開腹か、腹腔鏡か、医師の意見が二分 情報に振り回されて右往左往
【第5回】実例1
開腹か、腹腔鏡か、医師の意見が二分
情報に振り回されて右往左往
『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(4回)第一部 こんな医療では治らない!
【第4回】第一部
こんな医療では治らない!
国家財政を圧迫するほど医療費が膨れ上がっているのに、
効果の薄い医療が減る気配がない。
なぜ不要な医療が蔓延しているのか、
その背景には何があるのか――。
患者側と医療側の視点で見ていこう。
第一部(1)
その医療は本当に必要か?
無駄が無駄を呼ぶ5つの背景
「医者任せではダメ。言われるがままわけもわからずただ切られる、とか。不必要な抗がん治療
『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(3回)溢れる情報に混乱する患者
【第3回】溢れる情報に混乱する患者
病気に直面する人やその家族から相談を受けるようになって気がついたのは、インターネットの情報を、それこそ目を皿のようにして読み込む患者や家族の姿である。
昔であれば、いったん病気を患えば、書店や図書館を回って、限られた入門書を探ったり、分かりにくい専門書をひもといたりした。だが、ブログなどが増えた今は違う。ネットで検索すれば、かなり専門的な情報でも世界中から
『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(2回)〝STAP騒動〟 の背後にある国民の変化
【第2回】〝STAP騒動〟 の背後にある国民の変化
最近、医療への関心、または不安や不満を感じる人が増えているように感じる。そこには、背景があると考えている。
2014年4月、医療の常識を覆すような出来事があった。日本人間ドック学会が中心となって、血圧や血糖値、コレステロールなどの検査値において健康と判断できる基準を独自に発表した動きだ。従来は日本高血圧学会、日本糖尿病学会といった専門的な学
『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(1回)まえがき
【連載の紹介】 室井一辰と申します。この2019年に、『続 ムダな医療』(日経BP)、『世界の医療標準からみた受けてもムダな検査 してはいけない手術 (新書y)』(洋泉社)という2冊の書籍を刊行します。いずれも無駄な医療を撲滅していこうと、米国の医学会が動いている「チュージング・ワイズリー(Choosing Wisely)」という活動を掘り下げた本です。これら新刊の発表を受けまして、より多くの方に
もっとみる『絶対に受けたくない無駄な医療』(室井一辰著,日経BP,2014)(0回)
室井一辰と申します。この2019年に、『続 ムダな医療』(日経BP)、『世界の医療標準からみた受けてもムダな検査 してはいけない手術 (新書y)』(洋泉社)という2冊の書籍を刊行します。いずれも無駄な医療を撲滅していこうと、米国の医学会が動いている「チュージング・ワイズリー(Choosing Wisely)」という活動を掘り下げた本です。これら新刊の発表を受けまして、より多くの方にこの動きに関心
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