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青色控除が【65万から55万に変更】となります!

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■本当に早いもので、


 新年が開始して
 もう半月が経過しようとしています。

 個人事業主の方については

 いよいよ確定申告の準備に入り、

 会計の入力に
 勤しまれているのではないでしょうか。


 これは

 以前の記事でも
 書かせていただいたことなのですが、

 今年度から、原則として

 個人事業主の方の
 青色申告特別控除が

 【65万円から55万円に縮小】

 されてきます。


 これは原則なのですが、

 例外的に

 e-Taxにより
 電子申告をすることにより

 従来通り、65万円の控除を
 受けることが可能です。

■とは言え、


 青色申告特別控除が
 55万円になったとしても、

 自分自身の控除である
 『基礎控除』が多くの場合

 【38万円から48万円に拡大】

 されますので、

 結果として
 
 控除額(経費の額)
 は変わらないことになります。


 裏を返すと、

 e-Taxにより電子申告をすれば、

 55万円の控除が65万円
 になるわけですので、
 
 個人事業主の
 青色申告の方については

 【10万円ほど経費が得になった】

 ということになるわけですね。


 いろいろな個人事業主の方と
 お話をしていて、

 このことをご存じないという方が
 思いの外多かったため、

 再度そのことを
 書かせていただきました。

■そして、


 この電子申告と相性が良いのが、

 やはり

 【クラウド会計である】

 と言えます。


 私の事務所では、現在において、

 法人のお客様と個人事業主のお客様、
 実に全顧問のお客様の95%について、

 クラウド会計を利用しています。

■具体的に言えば、


 『マネーフォワード』

 という会計ソフト。


 従来は

 『弥生会計』

 という買い切り型の
 ソフトを利用していたのですが、

 インターネットバンキングや
 クレジットカード、

 電子商取引であるPayPalや、

 通販ビジネスをされている方
 については楽天やAmazonなど、

 いろいろなデータの連携が

 会計ソフトと
 その銀行やカード会社、

 電子商取引の会社間で可能ですので、

 経理処理を考えた際、 
 クラウド会計は本当にラクなんです。

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 弥生会計も同じような
 仕組みはあるようなのですが、

 使い勝手から行くと、

 私はこの
 『マネーフォワード』の方が上手かな
 
 と感じています。

■というわけで、


 ぜひ個人事業主の方で、

 会計ソフトの選定に
 迷われている方がいらっしゃれば、

 この

 【クラウド会計】

 を利用されることを
 お勧めいたします。


 そして、

 確定申告期限である3月15日まで

 残すところ
 2ヶ月ほどになりました。


 もしかすると

 今後の感染性の拡大により、

 また申告期限が
 延長されたりするのかな

 とも思いますが、

 そういった
 外的要因に惑わされることなく、

 しっかりと

 確定申告の準備を
 進めてまいりましょう。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・個人事業主で青色申告の方
 については、青色申告特別控除が
 65万円から55万円に変更となる。

 しかしながら、
 【e-Taxにより電子申告】をすれば
 従来の65万円の控除を受けることができる。


・会計ソフトの選定に
 迷っているようであれば、

 毎月定額の支払いで、
 なおかつオンラインのデータ連携が
 容易にできる【クラウド会計】を検討すべし。
 
 クラウド会計であれば、
 そのままe-Taxに
 進むこともできるため、
 そういった面でも
 使い勝手が良いものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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