時に【仕入が利益となる】美しきビジネスもある
こんばんは。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■昨日は、
久しぶりに
とある動物のいる施設にお出かけ。
この施設には
本当にいろいろな動物たちがいて、
動物好きの長女にとっては
本当に楽園なんです(^^)。
動物たちに餌をあげたくなったら、
100円か200円の餌を買い、
好きなだけ動物たちに
ご飯をプレゼント。
そんなことで、
動物たちのお腹も満たされ、
子どもたちの幸せも
満たされるため、
双方にとって良いことですよね。
今日はそんなことから
お話を続けていくことにいたします。
■ここで注目すべきは、
『その施設への
訪問者であるお客様に
動物の餌を買っていただいて、
それを動物たちにあげる』
という仕組み。
表向きとしては
動物たちの餌代なのですが、
動物の餌については、
動物が生きていくために
必要不可欠なものですよね。
■つまり、
子どもたちがその動物たちに
餌をあげようとあげまいと、
動物にとっては
必須な食事であるわけで、
その必要不可欠である餌を、
お客様である子どもに買ってもらい、
それを動物たちに食べさせてもらう。
これは、
俯瞰してみると、
単に
その施設が
動物たちへの餌やりを、
お客様である子どもたちに
代行してもらっている
というだけのことなんですよね。
これって
すごく面白いと思いませんか。
一つの行動のルーティーンを見ると、
ごく単純なことなのですが、
ここに、
『子どもたちというお客様』
を介在させることにより、
これが餌代としての売上に繋がって、
ビジネスが展開しているわけです。
(これは私の私見によるもので、
施設側がそういった考えを
持っていないかもしれませんので、
念のため(^^;)
このような仕組みは、
私からすると
すごく美しいなぁ
と思ってしまいますね。
このことを通じて
動物たちは
通常通りお腹が満たされ、
子どもたちも大好きな動物に
餌をあげるということで
その嬉しさが満たされる。
つまり、
【みんながハッピーな状態で
回っているビジネス】
だと思うんですね。
一見素通りしてしまいそうな
こんな光景なのですが、
その素通りしてしまう
いわば常識を超えたところに、
ビジネスのヒントはあり、
もしかすると、
その常識を超えた部分に、
本当のお客様にとっての
幸せがあるかもしれません。
■少しお話は変わりますが、
利益は『売上-経費』
から算出されますよね。
販売業であれば『売上-仕入』。
当然仕入という原価があって
それを超える売上高を
設定することにより、
それで利益が出るという仕組み。
ここで注目すべきは
【仕入高はコストである】
という『常識』。
■ただ、
このコストをゼロにすることも
可能なんです。
例えば、
リサイクルの回収業者に関して言えば、
お客様から
不要となったリサイクル用品を買取り、
場合によっては、
そのリサイクル用品を
売却するかもしれません。
そうなると、
リサイクル用品を
お客様から買取る時点で
仕入が発生し、
その売却時点には
売上が発生しますよね。
売上が発生するのは
当然なのですが、
注目すべきは、
『買取った際にお金をもらっている』
ということ。
つまり
【仕入高がマイナス】
になっているんです。
そうなると
売上もプラス、
仕入れもお金が入ってくる
という意味ではプラスとなり、
その利益は通常の取引に比べ、
飛躍的に上がってきますよね。
■こういった
いろんな常識を壊したその先に、
本当にいろいろなヒントが
転がっています。
そんなことを
ぜひ自分のビジネスにおいても
考えてみて、
いわゆる
『常識』
というものを超えるための
思索をしてみるのも
なかなか面白いかもしれません(^^)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営は一般的に、
その常識の範囲内で回っている。
しかしながら、
その常識を超えたところに、
まだ見ぬ経営のヒントが転がっている
こともある。
・その常識を超えるためには
【常に考え続ける】ということを
習慣化すべし。
・自らのビジネスを
一度思いっきり高いところから俯瞰して、
本当にこのビジネスで限界なのか、
今のあなたのビジネスの枠を見渡し、
もっとより良い方策はないものか
ということを
しっかりと思索していくべし。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^
起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹
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