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ハリウッド映画の終焉 読書感想文


自分がアバターという映画が公開時に観に行って
とにかく苦痛だったと
いう記憶しかなくて家電量販店のテレビ売り場に無理やり
いさせられているような気持ちになった。
とにかく想像した通りの事しか起こらない何度も観た事のあるような物語としか思えずこれが全世界でヒットしているなんて不思議
だなと思い続編も含め四作が連なるサーガが企画されるほどのものなのだろうかと不思議に思っていた。


それから時は流れコロナ禍になりそれが一旦は収まり
アバター/ウェイオブザウォーター
の予告が映画館で何度も流れる様になり
前作と変わらないものすごくきれいな画面の観た事のある様な
お話が想像できる映像をみてやたらと長いこの予告早く終わらないかなと思っていたのですが
この映画の周縁についての記述を読むとこの映画が
北米以外でヒットしているという事実が映画にとって希望で
ある様に感じる。
本文中にある様にどこかで観た事があるようなお話に
世界のだれも観た事もない映像が載せられているこの映画に
新鮮な感動を感じ影響を受けた映画はハリウッド映画でなくとも
また新しい感覚でつくりかえられたエイリアン2の様な
作品が生まれるのではないかという事が未来にあるのではないか。
そう思えばハリウッドスターの時代やハリウッド映画の時代が
終わるのも悪い事なのではないのではないかと思う。

トップガンマーヴェリックの自分が観たときに
感じた違和感にも的確に指摘していて
その上でどういう意味の作品なのかも明確に論じられて爽快だった。

アバター/ウェイオブザウォーター

トップガンマーヴェリック
も劇場で上映され
劇場で観るように作られた作品だが

作中に取り上げられた観るべきどの作品も
上映されていないものもあればドラマシリーズもあり
複数のサブスクにまたがっていて
映画館に行けばどれも観ることができた時代から
ネットがあればどこでも観られるとは思うけど
(ピースメーカーは映画館の環境で観れる事は
ないのだろうかと思う。)
映画館で観たくても観れない事にストレスを感じるという
ような事はこれからの世代にはないのだろうか。

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