文具業界不完全就職ガイド Uさん(34) 文具メーカー営業
文具業界人または文具業界経験者に色々聞いていくインタビュー
溜まったら冊子をつくります。
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ー さあ思う存分お話しください。
U いきなりですね。(笑)
どこからですか?
ー お生まれは?
U 平成元年の八月十日でふ。(ピザトースト食いながら)
ー 食べてからで大丈夫ですよ(笑)
平成元年ですか?
若いっすね
U 今年34です
ー どこで生まれたんですか?
U 埼玉県東松山市という所です。
ー 前にピザ焼いて食わせてもらったあの家ですね。
周りが畑ばっかりでしたね。
U あそこで生まれてずっと育ちましたね。
ー 小さい頃はあの辺の野山をかけまわってたんですか?
U 大体外で遊んでましたね。
ゲームも世代なんでよくみんながやってるのをみてましたよ
ー 自分はやらないんですか?
U 観るのが好きだったんですよ。
スマブラとかを
ー 64の?
U そうですあのへんな形のコントローラーと
謎の拡張パックでおなじみのニンテンドー64
次はお前やる?
って言われても
いいよお前やってよ
って言って観てる方がなんか好きだったんですよね~。
ー 外いる時はなにして遊んでたんですか?
U 野球やったりするのは好きでしたね~。
ー ゲームセンター行ったりとかもしたんですか?
U 勿論ありましたよ。
車で15分位だったんで親に連れてってもらって
遊んでましたね。
ー 僕はずっと東京だったんでおうち遊びに行って
隣の家が走って数分位の距離だったので
それに驚きましたね。
U まああの周りの畑で
ばあちゃんが畑仕事してるのに
ずっとくっついていったりしてましたね。
ばあちゃん子でしたけどその辺は野性的な子供でしたね。
ー 住所でいうと埼玉県東松山ですか?
U そうですね
よく志村けんの所っていまだに間違われて
ー 語感は似てますね
U 知らない人に出身どこ?
って聞かれて
埼玉県東松山です
って言うと
あ~志村けんのところね
ってほぼ言われますもん。
会社の人から来る年賀状も東村山で来てて
よくよく見たら送り先一覧のリストの住所が
東村山市になってて
そもそも総務が造ったリストが間違ってるんですよ。
ー それはひどい(笑)
志村けんのせいですね。(笑)
部活は何してたんですか?
U ソフトテニスです
中一から高三までです。
ー 小中高ずっと地元ですか?
U そうですね。
ずっと家から近くの所です。
勉強も大してしなかったので
自分の行ける範囲の家から行けるとこで。
塾とかは行かなかったので親にはよく勉強しろって
言われてましたね。
それで普通の地元の公立って感じです。
ー 一番熱中したのはやっぱり部活でした?
U そうですね。
休みの日も近くのコートで練習してましたね
ー ソフトテニスって普通のテニスと何が違うんですか?
U ボールがぷにぷにのやわらかいのなんです。
ー 普通のテニス部にしなかったんですか?
U ソフトテニスしかなかったんですよ。
ー コートは一緒なんですか?
U 違うのはボールだけですね。
だから打ち方が全然違うんですよ。
硬式の打ち方したら肩壊れちゃうくらい違ってて。
― 大会とかはあったんですか?
U ありましたよ
ー 成績はどんなもんでした?
U いや~大したことはないですね。
ー すいません分かんなくてソフトテニスはうまくなったら
テニスに移るんですか?
U 大きい高校はテニス部あるからそういう人もいると思いますよ。
ー まあソフトテニスで完結して楽しむ人もいればテニスに行く人も
いるという感じなんですね。
U そうですねソフトテニス部しかない学校も結構あるんで。
ー 唐突ですがその頃は将来どうするか考えてました?
U 考えてないです。
ー 即答ですね(笑)
U ほんと~に将来の事なんて全くですね。
今を楽しんでましたね。
ー 今を生きるですね。
U そうですよ今を生きてたんで。
今もたいして変わらないですね~。
何一つ考えてなくて
だから高校入って最初の進路指導で
結構焦ってしまって
ー 何でですか?
U 高校入って進学するのか就職するのか
始めて考えなければいけなくて。
ー 就職する方も結構おられたんですか?
U そうですね~3割位は就職で。
ー そんなにいるんですね。
U 後の七割は進学で。
もともとはそんなに進学校じゃなかったんですが
僕の代から学校が変わって
普通科じゃなくて総合学科になって
専門的な事を学べる高校になってその一期生で
例えば保育士になりたい人の為の学科
とかっていうふうになっていって僕は
パソコン使うIT系の学科に行ったんですけど。
一年生は通常の授業というか全科目やるんですけど
二年生から自分の選んだ専門コースの授業になっていく
という風になっていくんですが
僕は何も考えずに高校選んでコース選んだんで
その進路相談の時に先生に
どうするんだ
って言われましたね。
ー じゃあ周りの友達は結構考えてたんですね。
U そうですね~。
ー 3割就職だったらある程度
みんな決めてる様な気がしますよね。
U 確かに。
ー 僕の高校は就職する先輩が一人いたぐらいで
基本みんな進学する雰囲気でしたね。
U それは進学校ですね~。
ー そういう自覚ないですけどそうなんですかね?
U もう隣の友達とか何人かは
就職するって言ってましたもんね
ー じゃあ地元での就職口がある程度あるんですね。
U そうですね。
工業団地があるんですよ。
最寄りの森林公園駅の駅のうちと反対側にありまして
ー どういう工場があるんですか?
U すかいらーくの食品の工場とか
車の部品の工場とか
SBのカレー工場とか
ー なんでもありますね
U そうなんですよ
だからそこで働けるように変わっていった学校なんですよ。
それで先生に言われてやべ~考えないとと思って
むりくり考えたんですけど
まあとりあえず大学行こうと思って
ー まあそうですよね
それで勉強したんですか?
U それはあんまり。
それで高校二年の終わりにまた考えるんですよ。
一年の終わりに先生と話して大学いく事に決めて
それで一年経って二年の終わりの期末テストに
向けて勉強してる時に大学行く
って言ってるけど
自分は大学行ってなにしたいんだろうって
急に考えちゃうんですよ。
ー 今まで考えてなかったのに。
U そうなんですよ。
それで急に考え始めたからか
鬱っぽくなってしまってテストなのに
勉強も手につかなくなるぐらい
考え続けてしまってむりやり勉強しながらも
進路どうしようっていうのが頭から離れなくて
眠れなくなっちゃったんですよ。
二週間くらい。
ー それはいよいよやばいですね。
U それでやっぱりテストもぼろぼろで
担任の先生に相談しに行って
大学行って何を勉強したいかが自分の中にないから
無駄に時間も金もかけて大学行くよりも就職した方が
いいんじゃないかと思ってきたんです。
という話をしたんですよ。
そしたら先生は
就職するっていう子も多いけど
先生としては大学に行ってほしい。
何したらいいか分からないほど大学に行った方がいいと思う。
と言われて
それでやっぱりそれでいいんだと思って
気持ちが落ち着きましたね。
悩みすぎてたんだなと思って。
それでオープンキャンパス行ってみなよって言われて
大学見に行ったりしていろんな学部があるのを知って
就職はやめましたね。
先生に言われたのは就職してもやめちゃう子が多くて
そのままずるずるフリーターで
行っちゃう子も多いって言われて。
ー 今の年になってみるとまあそうだろうな
っていうのも分かりますよね。
U そうなんですよ。
そんな風に段々分かってきて
大学の四年間でしっかり考えた方がいい
という話をされて
そうだなと思って大学に行きましたね~
ー 親御さんはなんて言ってたんですか?
U 父はあまり口を出さない感じなんで
大体相談するのは母親なので
母にも「大学行った方がいい」って言われましたね。
今になっても母に
あの頃急に就職するって言いだしたりして
ちょっとおかしかったわねって言われますもん。
それで大学行きました。
ー 大学生活はどうでした?
U いや~。
ー 急に口が重くなりましたね(笑)
U そんなことないですけど。
ー 学部はどこですか?
U 高校の時に商業の学科にいたので商学部に行きましたね。
それで簿記とかマーケティングの勉強してました。
ー 勉強以外は?
U サークルはバレーボールサークルです。
バレーボールやるのが好きだったんですよ。
ー 高校でソフトテニスやってたのに?
U いや高校にはバレーボール部なかったんですよ。
女子バレー部はあったんですが男子はなかったですね。
ー 大学のバレーボールサークルというのはどんな感じなんですか?
U いやらしい感じじゃないですよ。
ー まだ何も言ってませんよ(笑)
U 経験者もいて真剣にバレーボールをしてましたよ。
ー 試合とかは?
U そういうのはなかったですね。
バレーボールやって終わったら飲み行ってって
いうのをやってましたね。
ー バイトはしてました?
U やってましたよヨーカドーで。
そこはいろんなところの大学生がいて楽しかったですね。
ー 場所はどちらで?
U 東松山です。
高校生の時はスシローでバイトしてたんですが
関西の会社だからかミスしたりすると
言葉がきつくていやでしたね。
寿司をつくるので手いっぱいで空の皿を取り忘れると
なにやってんだよ!
とか言われて
ー 高校生でそれはかわいそうですね。
U ぼくもそんな言い返せる感じじゃなかったので二か月で
やめちゃいましたね。
それで友達が誘ってくれてそれからずっと
ヨーカドーで働いてたんですが
大学三年でヨーカドーがなくなってしまいまして
ザプライスというディスカウントストアになって
その時にやめて実家の近くの温泉施設で働き始めましたね。
今はいっぱいありますけどその頃はあんまりなかったので
テレビ出たりしてて繁盛してましたね。
ー そこは大変でした?
U 楽しかったですけど酔っぱらって来るお客さんが来て
そういうがんこなおじさんの対応とかは大変でしたね。
ー それでそろそろ大学卒業が近づいてくるじゃないですか。
U そうなんですよ。
それで就職活動するのですが自分は
お菓子が好きだったんですよ。
ー え?
U お菓子を食べるのが好きだったんですよ。
ー ケーキとか?
U スナック菓子とか。
ー そんなにお菓子少年だったんですか?
U そうですよ!
グミガムチョコポテチスナックとかほんとに好きで
好きこそもののなんとかって言うじゃないですか。
ー 絶対そういう意味じゃないですよ笑。
U だから一番倍率高いけどお菓子メーカーとか受けて。
ー 人気なんですか?
U 女性とかはいっぱい応募してると思いますよ。
最初はそれで行くんですが
大体エントリーシートで落とされて
営業職希望で探してましたね。
高校の時にロッテで働いてる人が
営業とか商品開発の話をする
っていう授業があって今思えばそれが記憶に残ってて
お菓子メーカーでやりたいっていう頭がありましたね。
それで営業かあわよくば商品開発できたらいいな
と思ってましたね。
ー それで結果は?
U ほぼエントリーシートで落とされましたね。
ー 厳しいんですね~。
U やっぱり人気なんですよね。
それでじゃあお菓子の問屋の方に行こうかと思って。
ー 二木の菓子ですか?
U それも問屋ですね(笑)
そっち方面にシフトして探して
何社か内定を貰いまして。
ー 良かったじゃないですか。
U どこも総合職という事で内定を貰いまして。
それで伊○忠商事という有名な総合商社で
そのグループ会社に就職ができたんですよ。
ー 名前は聞いたことありますね。
色々悩んできましたが浪人も留年もなく
そこまではスムーズに行けたんですね。
U そうなんですよ。
それで営業職を希望してたんですがふたを開けたら
経理の方に配属されまして。
多分簿記とかをやってたからだと思うんですが。
ー それから希望はだしたんですか?
U 毎年度の終わりの面談で
1年目2年目はそういう話をしてたんですが変な話
経理でラクを覚えてしまったといいますか。。
ー ラクだったんですか?
U 1日中座ってるんでそういう所はラクでしたね。
ずっとパソコンとにらめっこで電卓叩いてですね。
それで5年やってずっとこのままでいいのかと
思い始める訳ですね。
三年目になってから自分のなかで一旦落ち着いて
経理の仕事をしようという
風に変わったんですが
5年経ったところでやっぱりこれでいいのか
という気持ちが強くなりまして。
ー それはつまんなかったって事ですか?
U それもありますね。
それで思い切って転職したいって思いまして。
当時大崎まで実家から通ってたんですよ。
ー 凄い遠くないですか?
U 2時間はかかりましたね。
激混みの埼京線で。
ー 今より絶対大変ですよね。
U そうでしたね~。
痴漢騒ぎも同じ車両で何回あったか分かんない位ですもん。
そういうストレスもあったと思いますが実家が好きだったので
近くで営業の仕事できる所がいいな~と思って
それで仕事しながら転職活動するという事が性格的に
1個ずつしかできないので思い切ってやめました。
ハローワーク行って失業手当もらいながら。
ー すんなりやめられたんですか?
U 引き留められはしましたよ。
他探しながらでもいいんじゃない?
とか言われましたけど
まあ自分はそんな器用にできないのでって言って。
ー 高倉健みたいですね
U それでボーナス貰ってやめて退職金も出たので
ニート期間が半年くらいありましたね。
ー 長いですね。(笑)
エンジョイしたんですか?
U そうですね~。
車あったんで出かけたり平日休みの友達と出かけたり。
ー どっかに自分探しに出かけたとかではなくて
ほんとのニートですね。(笑)
U そうですよ。(笑)
群馬に住んでた彼女のとこ行ったりとか
それで半年たってそろそろやばいなって言って本腰入れて
就職活動始めてそんなに苦しまず決まったんですが
そこが○○商事っていう工業機械とかやってる親会社で
またそこの子会社で仮設ハウスの営業
という仕事に就きまして
工事現場の作業員の休憩所とかで使われるやつで。
それで27歳になった1月からまた働き始めるんですが
営業活動しながら
イベント会場の設営の責任者の仕事もあって
現場ありきの営業なんですよ。
一番大きなイベントであったのが国体で
選手の救護室とかで
自分の会社のハウスが使われていたので
開催中はずっといなきゃいけないので
四国の方の開催地のアパート借りて。
ー 全然地元じゃないですね。(笑)
U そうなんですよ。
2~3ヵ月設営して雨漏りとか水漏れしたら
業者呼んで自分も立ち会って
なんなら自分も手伝って作業したりして。
夜は夜で次のイベントの営業の準備したりして。
夜は時間ありますから。
あ、でも部屋で資料作ってても
夜に呼ばれたりしてましたね。。。。
ー なんか起きたらまず呼ばれる人だったんですね。
U それで呼ばれて行ったら
トイレが壊れてたりとかの
そういう汚れ仕事もやったりで
精神的にきつくなってきたんですよね。
そういう時期に限界が来そうな頃に
やっとイベントが終わって
4日休みがもらえたんですよ。
その時に色々考えて転職したはいいけどこれ営業というよりは
作業員だなんと思いまして。(笑)
ー やっと気が付いたんですね(笑)
仕事がきつかったのと同時に思っていたのと違ったんですね。
それは入ってどのくらいですか?
U 1年経ってなかったですね。
9か月ですね。
ー 休みはあったんですか?
U ありましたけど不定休という感じで土曜日も仕事してましたし
明日の朝までに設営完了となってたら朝まで
設営やってアパート戻ってスーツに着替えて営業行く。
とかあってないような感じですね。
ー それはハードですね~。
U 朝6時から働いて21時に帰るとかの繰り返しで
イベントの営業っていう言葉が花形っぽいいい響きで
転職サイトに書いてありまして
やりがいのある仕事ですとか
イベントがある限り仕事がなくならないとかの
言葉に惹かれたんですけど
体壊したら次に支障がでるなと思って
1年いないでやめましたね。
ー それは正解でしたね。
U 10月くらいにやめまして。
ー 普通にやめられたんですか?
U やっぱり引き留められたんですけど
そこは自分で決めてたんで
キッパリやめられました。
それで余裕もないからすぐ転職活動するんですが
もう一回一から大学の時にどういう仕事がしたかったのか
まで遡って考えてメーカーで自社の商品の扱った仕事
をするのが自分にとっては
やりがいになるのかなと思いまして
一番最初は問屋だから色々なメーカーに関われたのですが
自社の商品ではなかったし
二社目は自社の商品ではあったので
それを提案するということ
自体はやりがいを感じてたので
それでどういう商品がいいかというと
生活に近いものがいいなと思ったんですよ。
お菓子もそうだし大学の時は文具のメーカーもみてはいたんですよ
それで今の会社に入ったという事ですね。
ー 希望通り文具のメーカーに入りましたね。
U メインはファイルの会社ですね。
ー 今はガラスペンを売りさばいてますね。
U そういう感じでうまくやってますねうちの会社。(笑)
ー そういった形で文具業界にたどり着いて
今の会社は何年やってるんですか。
U 28の時からやってるので今年の十二月にはもう六年目ですね。
ー じゃあ最初の会社よりも長くなるんですね。
今の会社はここまで働いてどうですか?
U いい業界にめぐりあえたなというのは
ほんとに感じていますね。
前の二社が大変だったのでどうなのかなとは思いますが
自分らしく仕事ができてるなと思いますね。
ー 最初の会社は良かったと思いますけど
二つ目の会社は労働環境的に厳しかったですよね。
今の会社は普通に帰れて週末も休めてるんですか?
U そうですね。
仕事が一か月サイクルで回っているので
自分の裁量でできてますね。
ー 逆に不満とかはあるんですか?
U 不満ですか。。。
ー ブラック企業慣れしたからあんまりないですか?(笑)
U まあそれはちょっとあるかもしれないですけど(笑)
業界的にはゆるいのかなというのは感じますね。
ー そうなんですよ~。
それは前に超ブラックな先物の会社で働いてた人も言ってましたよ。
すごいいい会社なんだけどぬるく感じてしまうっていうのを。
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↑↑そのブラック企業入った反動で文具店初めて大失敗した人の話
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U もちろん仕事なんで大変ではありますけど。
利益を上げなければいけないので。
たとえば二社目の所は
このイベントはうちの所でやるんだ!
同業他社あるけどうちが勝ち取るんだ!
というので各社がしのぎを削って横同士がピリピリしてるんですよ。
それに比べて文具業界は横同士がゆるいというか
徒競走で言ったら
一緒に並んでゴールしよう
みたいな感じがありますね。
ー 言われてみるとそうですね。
U 僕はファイルメーカーですけど
ほかのファイルの会社さんとも挨拶して
この棚はうちがもらうんで隣はそちらがどうぞ
っていう感じだったり
それを卸の営業さんが取り持ってくれる感じだったりとかは
ピリピリしないで仕事をしようという雰囲気を感じますね。
ー あ~景気がいい時にどこも新製品出したら
どこも仕入れて売れてたという
いい時代の空気が残ってる感はありますね。
良くも悪くものんびりした雰囲気が。
U 今は厳しくてどの会社もどうなるかわからないけど
空気的にはそうですね~。
ー なんとなくそうだとは思っていましたけど
違う業界にいた方に言われると説得力ありますね~。
これからも同じ会社で頑張っていくんですか?
U そのつもりではありますけど
ー 新製品が全然ないから売るものがないって言ってたのを
聞いたこともありますが。
U (笑)
会社では新商品よりも今あるものを
リニューアルしたりでやっていこうって話になってます。
ー まあそういう風にうまく回してる会社もありますよね。
U まあこれからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
ー 急に締めましたね。(笑)
じゃあこれから文具業界に入ろうとしている人に
なにかメッセージをお願いします。
U そうですね~
やっぱり人気業界ではあると思いますね。
生活に密接してるし入りたいって子も多いと思うのですが
好きだけじゃやってけないっていうか
きらきらした花形的なものを求めてしまうと思うんですけど
僕は逆に文具にそこまで興味はすごくあった訳ではないので
だからこそそこまでギャップを感じてしまった訳では
ないのですが企業なので売るとか利益を上げるとかが
第一というところもあるのでそこをしっかり考えて
企業研究をしてギャップがないように後悔しないように
してほしいなって思います。
ー あの~すごいいい話だったんですがちょっと長かったので。。。
U すいませんじゃあ端的に
企業研究をしっかりして就職して下さい!
ですね
ー ちゃんと会社みてから入ったほうがいいよ
ってことですね。
U その会社が世の中に必要な商品を作ってるかとかが大事ですね。
ー ありがとうございます。
じゃあ最後に
たまに食うならこんな店
という事でおすすめのお店を教えてください。
U そうですね~
カレーが私好きなので
ー 会社の近くのインドカレーの話よくしてますもんね。
U そういうのも好きなんですけど欧風カレーも好きで
今はスパイスカレーとかありますけど昔ながらの
魔法のランプみたいな器に入ってビーフごろごろのが
好きなんですよ。
それで私がお勧めしたいのはボンディという所で
神保町とかにありまして
ー あ~よく聞きますね。
U そうですそれで姉妹店が各地にあって
それで家の近くにボンディアルカディアというお店が
ありましてお昼でもガラガラなんですよ。
ー 大丈夫ですか?(笑)
U いや老夫婦がやってる老舗の雰囲気の所なんですが
カレーはすごくおいしいんですよ!
ー ガラガラなのに?
U ガラガラなのに。(笑)
お値段がカレーで1500円くらいでちょっと高めではあるんですが
値段以上の価値はあると思うのでぜひ食べてほしいですね。
ー へ~。
U ぜひ行ってみてください。
ー そういえばお好きなキャンプの話全然しませんでしたね。
U いくらでもしますよキャンプの話は(笑)
ー すごい話したからまた今度にしましょう。(笑)
2023/7/1 池袋 喫茶タカノにて
面白い人に話を聞いてみたいです。 リアクションあるとはげみになります。 メッセージ添えて頂けたらなお嬉しいです。