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リハ学生

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リハ専門職を目指す学生向けの発信。 学生の意見交流のプラットフォームとなることが目的。全て無料。
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#リハ学生

就職する前に高めておきたい行動能力

就職する前に高めておきたい行動能力

はじめに 私は、リハ専門職で構成する部門のマネジャーを務めています。私の業務には、臨床実習がはじまった学生のオリエンテーションや、春からの就職先を探している学生に対する施設紹介に加え、採用試験の面接官などの役割もあり、リハ専門職を目指す学生と接する機会がたくさんあります。
 そこで、学生から受ける質問で最近特に多いなと感じる質問は、「就職するまでにどんなことを勉強しておけばいいですか?」という質問

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表面解剖学

表面解剖学

私が20数年前に整理した「筋の支配神経及び起始、停止」のリストです。

リハ専門職等を目指す学生の皆さん。
内容をご確認いただき、宜しかったら自由にご活用下さい。

リハ専門職としての最初の職場の選び方

リハ専門職としての最初の職場の選び方

私は、リハ専門職である作業療法士として社会人生活をスタートしました。今から約22年前になります。本稿ではその当時からこれまでを振り返り、リハ専門職としての最初の職場の選び方についての私見を整理します。来春にリハ専門職の養成校卒業を見込まれている学生の方々の参考になれば幸いです。

自分ではどうすることもできない条件を明確化する私の知る限り、多くのリハ専門職の方の最初の職場選びの基準は、①住みたい場

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外出自粛で感じる「外出の大切さ」

外出自粛で感じる「外出の大切さ」

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的とした外出自粛が呼びかけられてしばらく経つ。勤務日の帰路の寄り道自粛、休日の外出自粛、子供の長期休暇中の旅行自粛、そして友人らとの飲み会自粛。こうした外出自粛で感じたことがある。

それは、大したことを自粛しているわけではないけれど、その大したことない「外出」にどれだけ自分自身が支えられていたのかということ。

僕たちリハ専門職(作業療法士、理学療法士、

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リハ学生が臨床実習で印象づけるポイント

リハ学生が臨床実習で印象づけるポイント

 臨床実習の際、リハ学生が対象者や医療従事者に好印象を残すために大切なのは、自己紹介と非言語的なコミュニケーションスキルである。両者に共通する視座は、「自己観察」である。

 臨床実習がはじまると、至る所で自己紹介をする場面に遭遇する。大半の学生は、「◯◯大学から来ました△△です。よろしくお願いします。」と自己紹介する。実のところ、こうした自己紹介は誰の記憶にも全く残らない。逆の立場を考えてみてほ

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