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里山は冬から春へ
新しい畑の整備を進めていますが、
一方で、これまで使っていた畑も春に向けての準備の時期です。
![](https://assets.st-note.com/img/1707919380604-ur2RN9xxkd.jpg?width=800)
森の木々の下に生えている笹が畑の方に出ていたら笹を刈り、
外来雑草が生えていたらそういった雑草も刈り、
キイチゴや冬イチゴ、フキのような残したい草を守ります。
こういった作業を繰り返すことで、
5年以上前から生えているキイチゴは仲間を増やし、
畑を取り囲むようにしてキイチゴの群落がいらっしゃる。
自分で植えたフユイチゴやフキも少しずつ増えている。
3時間ほど作業すると、
一面草で覆われていた里山の畑の畝にも光が届くようになる。
今回は写真のように、一軒のカヤネズミのおうちがあったので、
その周りだけは草を刈り残すようしました。
山では森の際の伐採後に木を植えていて、
その木々も少しずつ育ち始めています。
数年前にとちもちを自分で作って食べたい!
と思ったので植えたトチノキと、
いろいろとお菓子づくりに使えるクルミも植えたい!
と思ったので植えた鬼ぐるみも、私の背を超えて4mほどに。
木の成長の速さにはびっくりします。
周りがクヌギや渋柿、カラスザンショウと大きな木に囲まれているので
一気に背を伸ばそうとしているのかな。
鬼ぐるみの後ろにはもともと自生していたタラの木も。
この木もいくつかあるので、がんばって増えてほしい山菜。
![](https://assets.st-note.com/img/1707919511372-jabrnr2Ihv.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1707919429504-EqaN2pP2C2.jpg?width=800)
積極的に野菜を植えて、お世話をして、恵みをいただく畑もいい。
一方、この半分自生していて、半分栽培しているような
まるで縄文時代のような植物のお手入の仕方はもっと好き。
意外かもしれないけど、
私は畑のお世話はそれほど上手な方じゃない。
作物の成長に合わせて土寄せやら、草刈りやら
といった作業がいい加減にしかできないし、
それ以上に細やかな作業は全くできない。
だから自然農が性に合ってるんだろうけど、
それでも、この里山の半栽培と比べると手はかける。
里山の自生している植物の勢いを促進したり、
この山にこういう作物がほしいというのを自生するようにしたり、
5年後、10年後、20年後の姿を想像しながら、
お手入をしていると、畑とは違う感覚で向き合えるのです。
もう少ししたらいろいろな野草が生えてきて、
山菜も芽吹いてきて、里山は一気ににぎやかになるのが楽しみだ♪
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