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里山は冬から春へ

新しい畑の整備を進めていますが、
一方で、これまで使っていた畑も春に向けての準備の時期です。

森の木々の下に生えている笹が畑の方に出ていたら笹を刈り、
外来雑草が生えていたらそういった雑草も刈り、
キイチゴや冬イチゴ、フキのような残したい草を守ります。
こういった作業を繰り返すことで、
5年以上前から生えているキイチゴは仲間を増やし、
畑を取り囲むようにしてキイチゴの群落がいらっしゃる。

自分で植えたフユイチゴやフキも少しずつ増えている。

3時間ほど作業すると、
一面草で覆われていた里山の畑の畝にも光が届くようになる。
今回は写真のように、一軒のカヤネズミのおうちがあったので、
その周りだけは草を刈り残すようしました。

山では森の際の伐採後に木を植えていて、
その木々も少しずつ育ち始めています。

数年前にとちもちを自分で作って食べたい!
と思ったので植えたトチノキと、
いろいろとお菓子づくりに使えるクルミも植えたい!
と思ったので植えた鬼ぐるみも、私の背を超えて4mほどに。
木の成長の速さにはびっくりします。
周りがクヌギや渋柿、カラスザンショウと大きな木に囲まれているので
一気に背を伸ばそうとしているのかな。

鬼ぐるみの後ろにはもともと自生していたタラの木も。
この木もいくつかあるので、がんばって増えてほしい山菜。

左はとトチノキ、右は鬼ぐるみ


タラの芽も2月下旬には芽が開くかな

積極的に野菜を植えて、お世話をして、恵みをいただく畑もいい。
一方、この半分自生していて、半分栽培しているような
まるで縄文時代のような植物のお手入の仕方はもっと好き。

意外かもしれないけど、
私は畑のお世話はそれほど上手な方じゃない。
作物の成長に合わせて土寄せやら、草刈りやら
といった作業がいい加減にしかできないし、
それ以上に細やかな作業は全くできない。
だから自然農が性に合ってるんだろうけど、
それでも、この里山の半栽培と比べると手はかける。

里山の自生している植物の勢いを促進したり、
この山にこういう作物がほしいというのを自生するようにしたり、
5年後、10年後、20年後の姿を想像しながら、
お手入をしていると、畑とは違う感覚で向き合えるのです。

もう少ししたらいろいろな野草が生えてきて、
山菜も芽吹いてきて、里山は一気ににぎやかになるのが楽しみだ♪


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