北塩原村には、週に1度グラウンドゴルフ愛好者が集まる場所がある。 北山グラウンドゴルフ愛好会。 活動場所は、北山地区にある村民運動場。 会員数は36名。 練習にはおおよそ20名前後の会員が集まる。 高齢者を中心に、根強い人気のあるグラウンドゴルフ。 その魅力とは? 日々の活動 プレー中はあちこちから笑い声が。 珍プレーでも好プレーでも盛り上がる。 特に、ホールインワンが出た時の盛り上がりからは尋常ではない。 盆も休まず活動している。 活動日が雨だった場合は、翌日に延期
北塩原村には、月に2回スポーツ吹矢の愛好者が集まる場所がある。 北山吹矢愛好会。 活動場所は、北山地区にある構造改善センター。 14名の会員が在籍し、スポーツ吹矢を楽しんでいる。 平成28年3月に発足。 村民だけではなく、隣の喜多方市からも6名が加入。 健康法としても注目されているスポーツ吹矢。 その魅力とは。 スポーツ吹矢とは 腹式呼吸法を用いる健康法と、日本古来の吹矢を融合させ、ルールを定めてスポーツ性を持たせた競技。 生涯スポーツとして、老若男女誰もが楽しめる
北塩原村には、月に1度美しい「弦」の音色が響く場所がある。 音を奏でているのは、大正琴愛好会。 活動場所は、裏磐梯にある自然環境活用センター。 現在は8名の会員が在籍し、大正琴を楽しんでいる。 30年程前に設立された。 「生涯楽しめる趣味」として親しまれている大正琴。 その魅力とは。 大正琴のはじまり 1912年(大正元年)、名古屋にある森田屋旅館の森田吾郎氏が、二弦琴をベースとして、タイプライターのキーからヒントを得て発明。 キーの配列はピアノの鍵盤と同様。 発明時の
北塩原村には、月に1度俳人が集まる場所がある。 俳人とは、俳句を詠む人のこと。 「白百合俳句会」である。 30年もの歴史があり、現在は4名で活動している。 川柳とは違い、季語を入れることが必須条件の俳句。 その人のセンス、感性が問われる俳句。 その魅力に迫ってきた。 十七字に思いを込める 俳句とは、ご存知の通り五・七・五で構成されており、全部で十七字。 その中に季語を入れ、思いを込める。 架空の句は認められておらず、日常生活のできごとを十七字で表現する。 辛口先生はボラ
北塩原村は、ビーチボールバレーが盛んに行われている。 砂浜でプレーするビーチバレーではなく、体育館でビーチボールを使ってプレーするバレー。 2002年に活動をスタートしたチーム「リップスティック」。 発足時のメンバーはもういないが、毎週月・木曜日に活動している。 現在のメンバーは13名。 年齢層は幅広い。 ほとんどの人が働いているため、活動時間は20時〜21時30分。 仕事が終わった後の集いの場。 ビーチボールバレーの魅力を体感してきた。 平日の夜、時間は有効に 集まった
北塩原村には、編み物を楽しむ団体がある。 北山地区で活動する「手芸クラブ」。 18年程前に発足した。 現在の会員は10名で、毎月2回構造改善センターに集まり、手工芸に没頭している。 活動日にお邪魔し、会員の方々にお話を伺ってきた。 全員が先生 特に先生がいるわけではなく、会員が「これやりたい」と思った物の製図や情報を持ち寄り、それをみんなで共有し、興味を持った人が取り組む。 わからないところはみんなで考える。 そういうスタイルで活動している。 つまり、全員が先生となり、全
下吉地区の「グループホームさくら」には、地元の住民が集まる日がある。 毎週木曜日の午前中。 10時を目安に、続々と集まる住民たち。 目的は、いきいき百歳体操だ。 いきいき百歳体操とは平成14年に、高知県高知市が介護予防事業として開発した体操。 椅子に腰掛けた状態でスタートし、準備体操、筋力運動、整理体操の3部構成となっている。 筋力運動では手足に重りをつけることも想定しており、自分にあった負荷をかけることができる。 30分程度、DVDを見ながら体操し、週2回程度が好ましいと
北塩原村は、「太極拳のまち」として知られる喜多方市に隣接している。 その勢いが村の中にも流れてきているのか、「北塩原太極拳クラブ」という団体がある。 会員は11名。 夏場は月2回、冬場は月1回、保健センターで活動している。 太極拳の魅力とは、一体どんなものなのか。 長年太極拳に取り組み、クラブの代表でもある小野さんにお話を伺った。 目・腰・手 太極拳は、目・腰・手の順番で動かすのだそう。 この順番が大切。 なんとなく、「心を無にしてゆったりと動くもの」と理解していた。 動
4月〜11月の毎週水曜日の午前中、大塩地区のグラウンドには楽しそうな声が響く。 大塩グラウンドゴルフ愛好会。 大塩長寿会の会員で組織されているクラブ。 近年、高齢者を中心に人気を集めているグラウンドゴルフ。 その魅力とは、一体どんなものなのか。 グラウンドゴルフとは? その名の通り、グラウンドでできるゴルフ。 カップのかわりにホールをセットし、いかに少ない打数でホールに入れられるかを競うニュースポーツです。 ゲートボールとは違い個人競技なので、初心者でもビクビクすることな
月に3回、裏磐梯地区で行われている魅惑の集まり。 裏磐梯長寿会芸能部。 参加者は、裏磐梯長寿会に加入している女性。 みんなこの集まりを心待ちにしているという。 それほどまでに人を魅了する集まりとは、一体どのようなものなのか。 お茶飲まんなんねべ。会場につくなり、参加者は慣れた手付きでテーブルや座布団を並べ始めた。 そして、テーブルにはポットや湯呑みが並ぶ。 とりあえず、お茶飲みをするようだ。 お茶飲みは、コミュニケーション手段のひとつ。 ここであることに気付く。 「あれ?
「北塩原村から来ました」 「那須塩原の近くですか?」 初めて会う人との会話では、ほぼこうなります。 北塩原村は、福島県会津地方の北部にあります。 那須塩原は栃木県ですよ。 北塩原村は、昭和29年に北山村・大塩村・檜原村の3村が合併して誕生しました。 東は猪苗代町、西は喜多方市、南は磐梯町、北は山形県米沢市に面しています。 村の一部が磐梯朝日国立公園に属し、村の南には名峰磐梯山。 その北側一帯を「裏磐梯」と呼び、桧原湖や五色沼など、大小様々な湖沼が存在します。 これは、188