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奏者をも癒す音色。

北塩原村には、月に1度美しい「弦」の音色が響く場所がある。
音を奏でているのは、大正琴愛好会。
活動場所は、裏磐梯にある自然環境活用センター。

現在は8名の会員が在籍し、大正琴を楽しんでいる。
30年程前に設立された。
「生涯楽しめる趣味」として親しまれている大正琴。
その魅力とは。

大正琴のはじまり

先生

1912年(大正元年)、名古屋にある森田屋旅館の森田吾郎氏が、二弦琴をベースとして、タイプライターのキーからヒントを得て発明。
キーの配列はピアノの鍵盤と同様。
発明時の音域は2オクターブだった。

従来の琴の弦は絹製であったのに対し、大正琴は金属製の弦が用いられた。
鍵盤があるため、初心者でも高音を正確に出すことができる。
日本では、家庭用楽器として大正時代に流行した。

奏者をも癒す

ふみちゃんとひろえさん

大正琴の音色は、聞き手はもちろん奏者をも癒す。
会員は、月に1度の練習会以外にも自宅で練習をしている。
ストレス発散になるほか、手指や頭を使って演奏する大正琴は、ボケ防止にも効果があるんだとか。

覚えた曲は100曲以上

先生と生徒2人

年間約6曲のペースで覚え、これまでに覚えた曲は100曲を超える。
村内外の施設を訪れ、大正琴を演奏することも。
施設利用者の誕生日会に招待されることもあるという。

村内のイベントで毎年演奏しているほか、過去には横浜や仙台で開催された発表会のステージに立ったこともある。
綺麗なステージ衣装を着ての発表は、特別感を味わえるそうだ。

練習後のお楽しみ

昼食

2時間ほどの練習を終えると、お楽しみTIME。
昼食を食べながらの情報交換。
話題は大正琴だけではない。

互いの近況報告や料理のこと。
話は尽きない。
漬物や煮物、自慢の料理を持ち寄る。
先ほど大正琴を教えられる側だった人が、料理を教える側になることも。

まとめ

以前はこの愛好会のほかに、2つほど大正琴を楽しむ団体があった。
諸事情により解散してしまい、今ではこの「大正琴愛好会」のみ。
「大正琴の魅力を広め、会員を増やしたい」
代表の中川さんはこう言った。

大正琴は、初心者でも簡単に音を出すことができるが、人とあわせるのは難しい。
しかし、聞き手だけでなく奏者をも癒すところが最大の特徴であり、魅力である。

大正琴集合

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