古い本を読み返すと見えてくる
また読み返しの本のコト。
今回は、『リーダーシップの旅』。
ちょっと言い換えれば、
自分なりのパーパスを持つってことが最初。
パーパスとは、目的意識とか目標というより、
もうちょっと先にある、自分の存在意義みたいなの。
それをみんなと共有できるように言葉にして(言語化)、
共鳴と共感を得て組織が動いていく。
すると、自分の所属する組織が、社会の役に立つようになり、
結果として、社会をリードすることになる。
ということか。
さらに、リーダーシップを学ぶ上で重要なこと。
理論じゃなくて、自分なりの「持論」を持つこと。
わたしもこれに、毎年取り組んでいる。
リーダーシップはリーダーになろうとしている人。
リーダーになっちゃった人のものではなく、
リーダーになろうがなるまいが、
持ってたほうがいいよ、というもの。
古い本を読み返すと、
書いてないことまで見えてくる。
『リーダーシップの旅 見えないものを見る』 野田智義、金井壽宏 光文社新書 2007年