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夫婦喧嘩から得た気づき

はじめに

夫婦喧嘩で悩まれる方は多いですが、筆者も特に産後1年は夫とよく言い合いの喧嘩をしていました。

あの時は気が立っているというか、イライラが止まらない感じでいつもと自分が違うなと感じていました。

今思えば、ホルモンバランスの乱れ、産後の寝不足、慣れない育児の疲れ、社会から切り離されている孤独感、1人時間の不足による息詰まり感など、肉体的、精神的にもハードな状況が重なり合っていたことが背景としてあったと思います。

しかし、育休明けに少しずつ落ち着いてきたこともあり、イライラをぶつけるだけの喧嘩はただ消耗する一方だと感じ、悩んだ時期もありました。

そんな筆者がどう乗り越えたのか、改善してきたのか、過去の夫婦喧嘩から得た気づきなどを共有したいと思います。


原因:なぜ夫婦喧嘩が起きるのか?

喧嘩になった理由を冷静に分析してみると、理由が分かってきて
繰り返さないための経験として活かすことができます。

いつ、誰と、どのようなシチュエーションで、どんな内容だったかを振り返ってみます。

自分が誰かに怒られたのか、自分が相手に対して怒ったのか。

パターンとしてはシンプルに上記2通りかなと思います。

では、どのように対策できるのか、普段意識していることをご紹介します。

対策1:受け取り方を変えてみる

まずは腹を立てている相手の立場になって考えてみる、怒っている/怒られた理由や背景を考えてみることが大切。これでもかと想像力を働かせてみましょう。

例:妻がイライラしているが、理由が分からない。
→なぜイライラしているのか聞いてみる。
→理由を教えてくれなかったら、考えてみる。
→もしかして〇〇しなかったことが原因だろうか?
→いつも感謝を伝える、自分に思い当たる節があれば素直に謝る・・
→相手が○○してほしいと伝えてきたら改善する/すぐにはできないが、
代案を提案する・・etc

相手/自分が嫌だと思ったことが分かれば、次はある程度回避できるはずです。

対策2:伝え方を変えてみる

言い方は大切ですが、あまり控えめに伝えても相手に伝わっていないことがありました。

その結果、言わないとわからない?など、言い方が強くなってしまい、喧嘩の原因に。

しかし、自分が言いたいことを我慢していると塵も積もっていつか爆発するので、結局そのあとで喧嘩することに。

ではどうしたら良いか?
コミュニケーションを工夫してみると意外と円滑に進むものです。

この記事を読んでいる方は「アサーティブコミュニケーション」というものをご存知でしょうか?

アサーティブ・コミュニケーションとは、「お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーション」のことです。アサーティブ(assertive)とは「自己主張する」という意味を持ちます。自己主張といっても、自分の主張を一方的に述べることではありません。相手の意見も尊重しながら、自分の意見や要望を伝えることを指します。

アサーティブ・コミュニケーションとは? 職場で求められる背景や実践する際のポイントを解説https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000202/


ポイントとしては2つ。
・感情的ではなく冷静に自分の要望を伝える
→不満が残るようではいつか爆発するので。

メリット/デメリットを踏まえた理由をセットで伝える。
→相手も納得感を得やすいです。

例:〇〇を出しっぱなしにしないで欲しい
→子供が誤飲するかもしれない、重大な怪我に繋がるかもしれないからやめてほしいと伝える。

例:相手が喧嘩の内容に関係ないような人格否定をしてくる
→悲しくなるのでそんな風に言わないでほしい。
自分に非があるのなら改善できるかもしれないので、指摘してほしい。

といった具合にです。
あくまでも対等に、相手を尊重するようなコミュニケーションをとることで相手にも自分の思いや気持ちが伝わるはずです。

あとは感情的にならない、相手の勢いに巻き込まれないよう冷静を保つのも大切かもしれません。

対策3:諦めも肝心

最終手段になりますが、大前提として、人に期待してはいけません

子供に説教するならまだしも、相手は20年以上生きていますし、
脳の成長はストップしているはずです。

〇〇してくれたらいいのに・・、いつも言ってるのになぜ〇〇しない?と
期待するだけ疲れるので、自分から考え方を変えてみましょう。

ちなみに筆者の夫は、よく頼んだことを忘れるタイプなのですが、
その人の性格や思考を変えようとしても無理なので、割り切るようにしました。

それからある程度先回りして対策するようになったので、自分も変わったと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

年始から少し暗いテーマで書いてみましたが、やはり喧嘩はできる限りしたくないものです。

少しでも悩んでいる方のヒントになれば幸いです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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