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夫が“浮気”をした妻たちへ。


夫が浮気をしていた。
夫に何年も関係をもつ女性がいた。



そういう事に見舞れた時、
とりあえずは、深く傷つくと思う。


そして次に、
とてつもなく悲しくて虚しい気持ちになる。

最後は、
その悲しみが女性や夫に対する怒りに変身。

 

いかんせんこの問題に関しては
この世の果てに来たかの如く
とてつもなく不幸な気持ちになる。

オスには分からないかもしれないが
オスを好きでいたメスとしては、
一回殺されたくらい辛い。

どんな時も夫のワガママに耐え
子どもより手のかかる夫でも
日々、なんとか合わせてやってきた自分に対し
恩を仇で返されたような気持ちだと思う。


でも、夫に浮気された時
悲しみと怒りの感情ばかりに
支配されないで欲しい。



何故なら、夫に浮気された時は

夫に嫌われないように媚びる生き方を辞めて
アナタも自分の好きに生きなさい”

という、神さまからのメッセージを
貰っている時だから。



膝についた砂を払うように
“夫ファースト”の生活をサッサと辞めて
自分ファーストの生活にシフトして良い。



大切にしていた人から
自分はさほど大切にされていなかった事を知った時
勿論、許せない気持ちになる。

しかし、そもそもは
相手を大切にする方法を
少し取り違えていたという証拠でもある。


夕飯のメニューも
休日の過ごし方も
夫婦の営み案件も
夫のリクエスト通りに夫のいい様にしてきた挙句
浮気されるのである。

という事は、そのやり方は
本当に夫を大切にしているという事では無かった
という事。
(要は、伝わっていなかったという事)


そのやり方は
夫を大切にしていた訳ではなく
夫に嫌われないように(怒られないように)
しんどくても我慢する自己満足の方法
だった
という事。


そこには、
妻である自分のヨロコビはゼロだったと思う。




妻たちは、“最愛の夫の浮気”という
レッドカードを出されたことによって
自分が大切にすべきは自分だったんだ!】
という事に目覚める必要があるのだ。


そう。
これはある意味、妻に舞い降りた
人生と夫婦をやり直す転機なのである。





慰謝料を貰って、別居や離婚をして
家庭から追い出す方法もひとつの手ではあるけど

仮に、夫への想いが冷めなかった場合
別居や離婚などといった極端な脅しをかけるより いつも通りの家族の日常を提供した方が
夫はよっぽど妻に一目も二目も置いて
妻をナメなくなる。


腹にグッと力を入れて
「おかえりなさい。お疲れ様😌」と
これまで通りの声をかけれたら
妻の勝利。

そう妻に言われた時
「ヤバイ。コイツただ者じゃないな😰」
「なんだか申し訳ない事をしたな。。」
と、思うオスはきっと少なくないはず。




夕飯のメニューだって
無理にいつも夫に合わせなくていい。

「疲れてたから今日はお惣菜でゆるしてよね♡」
「今日は即席ラーメンに野菜をのっけるわ!」 
そんな日があってもいい。


セックスに関しては
できることなら
あまり不潔がって拒まない方がよろしい。

“他の女と寝た夫を受け入れたら負け”
などという気持ちになる人もいると思うが
むしろ、拒み続けて
また他所のお便所を借りる事になるケースも
多々ある。



色気というのは
ギャーギャー怒る女には感じられないものだ。

相手を許した、その心に
色気は宿る。
 

浮気相手の女性は
きっと、完璧にやろうとする妻とは違って
自分に委ねてくれる可愛さや隙があったはず。
その時はそこに魅力と色気を感じて
お馬鹿なオスはオスを発動させてしまう。


浮気した夫から求められた時
「私とセックスしたいなんて
都合がよくて腹が立つけど、
あなたって人は仕方のない人ね。」

ぐ・ら・い・の気持ちで受け入れてみて欲しい。

妻によって、カラダを更新された夫は
浮気相手の女性には無い“何か”を
きっとカラダで感じると思う。


という訳で、長々と書いたものの
要は、少し抜けたゆるい妻の方が
何故だか不思議と愛されるのである。

「もう、二度としないでよね。」という
妻の切な願いを二度と裏切らない夫は
実際のところはひと握りだと思うが

浮気や裏切りをされたことを知った時
離婚という選択をする前に
自分の在り方を見つめ直すことをしてみて欲しい。



全身鏡を見て
自分の姿を確認するような気持ちで
深呼吸をして襟を正し
夫じゃなく自分に微笑んで
気持ちを整えて。

“自分の心に自由に生きよう”と誓った妻たちは
夫に媚びる妻たちよりも
断然、夫から大切にされ始める。


理由はシンプル。

それは、自分を大切にしているから。



夫である自分に夢中になられるより
家事や子どものお世話も適度にこなしつつも
自分の好きなようにそこに存在している姿は
生き物として魅力的だからだ。


今日は“浮気”というテーマで書いてみたが
ワガママにやりたい放題の夫や
家庭を省みない夫
仕事にしか目がない夫をもつ妻達にも
この内容は少し該当するかもしれない。   


理想の愛され方
理想の構ってもらい方
理想のパートナーシップなど
結婚する前に描いていた“相思相愛な夫婦像”から
大きく外れた現実を生きている人は
世の中にたくさんいると思う。


しかし、嘆く事なかれ──────。


浮気されても
ホントは何も、奪われた訳ではない。

そもそも、まだ夫婦(男女)として
何も手に入れていなかったのかもしれない。


浮気や裏切りをされてからが
ある意味で夫婦(男女)の本番である。


いちゃついたラブラブ状態のカップルは
まだまだゼロ地点。

浮気されたらマイナスじゃなくて
経験値も夫婦の値もむしろプラスになるのだ。

話し合ったり、喧嘩をしたりしたら
更に値はプラスされていく。

夫の機嫌を伺って、毎日セックスがあっても
それは愛し合っているとは言わない。



愛し合うとは、
自己犠牲を払って相手を受け入れることではない。


愛し合うとは、
互いに自分自身のことを大切に思えていてこそ
正しく愛が成立することだと思う。


ワガママな夫
幼少期に問題アリのスネ夫
ハラスメント気質の夫、等々…
色々な種類の夫達が存在するが

総じて、女性に勝る真の強さを備えた男性は
この星にはまだ
生息していないと私は思っている。

でも、この星に女性だけでなく男性を創ってくれた神さまはやっぱりセンスがいいし
真のクリエイターだと思う。



女性に喜怒哀楽を授けてくれるのも
命を授けてくれるのも
やっぱり男性。

この生き物によって
この星の歴史が動いてきたことに間違いない。




だからサレ妻たちよ…
この面白い生き物達の世話はほどほどに
今すぐ自分を解放しよう。 

天を自由に舞う女神のように
家庭を自由に操ろう。


子育てにも、夫婦にも、世の中にも
女のヨロコビがあってこそ。

私達女は、男子達に感謝しながら
楽しそうに 自由に 存在していよう。



書いて私もスッキリ。

世の中の女性と男性
どちらもに愛と敬意を込めて🌹


Asami  

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