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人の話を聞くのをやめる、一人親方的働き方のススメ


仕事に復帰する時期が決まった。
それがあまりにも嫌なので、もっと休んだほうがいいのでは?とか、いっそ転職するか?とかも考えたけど、頭に浮かぶ選択肢の全てが嫌でどうせ全部嫌ならもう進むしかねえなとなった。


かろうじて以前と環境だけは変わるようなので、休職前の反省を活かして次の場所では人間関係をできる限り円滑にしたいなと思っている。思っちゃいるけど方法が思いつかない。思いつくならとっくにやってるし、休職するまで追い詰められることもなかっただろう。
追い詰められた末に休職したのに、復職決まったことでまた追い詰められている。あまりにもイタチごっこで辛いので、数少ない信頼できる友人に話を聞いてもらったところ「人の話を聞くのやめたら?」というアドバイスが返ってきた。

さすがの私でもわかる。それでうまくいくわけがない。私の悩み聞いてた?という顔をしてみせると「他人はみんな無責任なんだから、相手の話聞きすぎたら損するよ」という内容のことを追加でアドバイスされた。
うーん、なるほど。それは一理ある。


大抵の場合、人の話を聞きすぎる傾向がある。アドバイスを受けとめて不本意ながら実行しようとして、うまくいかなくてイライラすることも多い。
自分は話を聞いてやってるのに、お前は人の話を聞かねえなとイライラすることもある。
たしかに、人の話を聞いてよかったことがあんまりない。
多分しっかり思い返せばあるんだけど、そこに辿り着くまでに話を聞いてイライラしたことが無数に出てきてたどり着けない。これは確かに、人の話聞くのやめたら?とアドバイスしたくもなる。


多分、前提として自己肯定感がめちゃくちゃ低い。アドバイスをされると「私が悪いからアドバイスされる」と思い、実行してしまうのだ。「私が悪い」という思い込みが邪魔をして、アドバイス自体が余計なお世話による物だと気が付かない。まずは思い込みを排除して、情報の取捨選択ができることを目指す。そのための第一歩が「人の話を聞くのをやめる」なのかもしれない。


友人からのアドバイスの最後は「一人親方のつもりで働いたらいいよ」だった。
基本は1人で働いて、必要に応じて作業を振り分けて他者に協力を求めればいいという意味らしい。こちらも協力を求めるし、相手の求めにも応じる"一人親方"的な働き方はチームで働く身としては勇気のいる方法だけど、その話を聞いて心が軽くなったので、選択肢のひとつとして復帰まで大切に持っておこうと思う。



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