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アメリカ留学in Sacramento③~トラブル編~

新年明けましておめでとうございます!本年も何卒よろしくお願いいたします😊

そして、大変ご無沙汰しております🌸気づけば前回記事から半年も経ってしまいました。今年こそは、三日坊主にならず月に1度のペースで継続的に書いていきたいと思っています。

さて今回の記事では、アメリカ留学中に起きたトラブルをまとめたいと思います。皆さんにとって少しでも参考になれば、そして「こんなトラブルもあるのか」と少しでも笑っていただければ幸いです🌷

■時間通りに来ないバス

アメリカ滞在中、基本的には現地の学生に「安くて良い」と勧められたGreyhoundというバスに乗っていました。確かにその運賃は安く、例えば私が住んでいたサクラメントからロサンゼルスまで(距離で言えばだいたい東京ー京都間くらい)は片道30-40ドル程度、所要時間10時間で行くことができました。

ですがこのGreyhound、サービスに関しては本当に酷かったんです💦まず、サクラメント発のバスはほぼ確実に定刻に来ません。留学中、私はGreyhoundを使ってサンフランシスコを2度、ロサンゼルスを2度訪れる予定でした。しかし、この中でバスが定時に来たのは2回目にサンフランシスコから帰る時のみでした。それ以外の時は、たいてい定刻より2-3時間遅れてバスが来ました。

中でも、サンクスギビング休暇中に起きた惨事は忘れられません。その日は深夜発のバスでロサンゼルスへ向かう予定でしたが、当日になっても翌日朝になってもバスが来ず、1泊2日のロサンゼルス旅行自体がおじゃんになってしまいました😠友達と「Greyhoundなんて二度と乗るもんか」と憤慨し、これを機に遠出の際はバスを使うことを一切やめました。(笑)

ここまでGreyhoundについて書きましたが、実はアメリカにもコスパ・サービスが共に良好なバスはありました。特に、FlixBusはおすすめです。フロリダ州を訪れた際、FlixBusを使ってオーランドからマイアミまでたったの1ドルで行けましたし、座席も綺麗でとにかく乗り心地が抜群でした。ただ、目立った標識がなく乗り場がかなり分かりにくいので、乗り場を探す時は現地の人に聞くと良いと思います。

■店員さんとのバトル

アメリカでは言わずと知れた老舗デパートのMacy's。ここで私がチョコレートを買った時に事件は起きました。(笑)13ドルのチョコレートを買うため年配の女性店員に20ドルを渡したところ、それを10ドル札だと勘違いされてしまい、優しそうに見えた店員がたちまち強面に。

「あと3ドル足りないよ」と言い張る彼女を前にして、かろうじて平静を装った私は一歩も譲らずに「20ドル札を渡した」と言い張りました。それを聞いて呆れた彼女は、別の店員を呼びに行きました。その後、売り場の奥から出てきた複数名の店員がレジ内にある全現金を計算し始め、かれこれ20分以上経ってやっと疑いが晴れました。

アメリカは驚くほどキャッシュレス化が進んでいるので、現金での支払いはむしろ珍しいのかもしれません。(私が見た限り、レジ内にも現金はあまり置いてありませんでした)いずれにせよ現金で払う際には、店員さんに紙幣をよく見せてから渡すのがよさそうです(笑)あとは、トラブルが起きても絶対に妥協しないこと。交渉する姿勢を見せれば、相手も応じてくれます。

■寮内にアリが大量発生

私が住んでいた寮ではなんと、1月中旬~2月上旬にかけてアリが大量発生していました。そんな時、優しいルームメイトが虫嫌いな私のために素晴らしいアリ退治の方法を考えてくれました(笑)彼女はアリを撃退できると評判のジェル剤を用意してくれて、アリの住処があると思われる壁の隙間の真上にあった棚の中と、その下に置きました。

そこから数時間経つと、なんと何百、何千匹ものアリがその住処とジェル剤の間を行進し始めたんです。以下の画像を見ると、その時の様子が分かると思います。ジェル剤の周りに密集している無数の黒い点がアリの大群です。見たくない方は、勢いよくスワイプしてください😅

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アリが発生していたのは、どうやら他の部屋でも同じだったそうなので、恐らく寮の内部に巣が存在していたと思われます。発生の原因までは分かりませんでしたが、ルームメイトが用意してくれたジェル剤のおかげで帰国までアリに悩むことなく快適に過ごすことができました(笑)

■私が学んだ、トラブル対応の意義

さて、ここまで私が留学中に経験した3つのトラブルを紹介させてもらいました。これらの経験から言える、留学先でトラブルが起きた際にすべきことは

①諦めずに自ら交渉する

②どうしようもない時は現地人を頼る

この2点に尽きると思います。①に関しては、自ら交渉しなければトラブルが起きた際に例え相手に非があったとしても自分の責任とされてしまいます。そしてその結果、後悔するのは結局自分自身です。

ちなみに私は、トラブル1つ目の例でも言いましたが何度もバスが定刻に来ず悲しい思いをしたものの、その後返金の交渉を面倒くさがり結局行いませんでした。ですが、後になって諦めずに交渉すればよかった、と非常に後悔しています。

しかし、トラブル時でも諦めずに交渉する姿勢を見せ続ければ、相手も必ず応じてくれるはずです。トラブル2つ目の例で、最初は私もなかなか相手にされませんでしたが、粘りに粘った結果店員総動員の事態に持ち込むことができました。(笑)

②に関しては、トラブルを自分ではどうしようもない時に関してはある程度現地人に頼ってもいいと思います。(トラブル3つ目では、私は極度の虫嫌いだったので自分だけでは対処できませんでした💦笑)ただ、一方的に頼り切るのではなく、頼る中でも相手の対処法から必ず学ぶようにしています。それは、次に同様のトラブルがあった際に自分だけでも対処できるようにするためです。

こうして留学中のトラブル対応を経ると、生活力はもちろん、同時に英語力も向上できます。それは、緊急時に自分の意思や状況を「伝える」ための英語が身につくからです。「トラブル対応」と聞くとマイナスのイメージが強いですが、経験した身からすればそこから得られるものは多く、まさに一石二鳥です。皆さんもトラブルの際は途中で諦めず、粘り強く交渉し、そして時には現地の人を頼りつつトラブル解決に挑んでみてください😊


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