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整然とした美しさを実現するための基本技【研究企画】

MULTIPLIER197(マルティプライヤー)です。

本日は
研究企画「デザインの勉強部屋」について
お届けします。


✖︎ デザインの勉強部屋とは?

デザインの勉強部屋

無名のクリエイターチームである我々が
デザインなどに関する情報を改めて学び、
実践・練習していくところをお届けする企画です。

デザインの勉強部屋 【毎週MP197】


前回の勉強部屋はこんなことを学んでいました!


そして、第5回目は

✖︎ 要素同士を揃える

整然とした美しさを実現するための基本技-1

図版や文字などをレイアウトする際は
要素同士をきちんと揃えることが大切。

多少ズレていても大丈夫だろうで
レイアウトしていくと
全体で見たときに「整然」とは言えない
仕上がりになってしまうのです。

全体を揃える

複数の要素を揃えると
安定感と「まとまり」が生まれます。

このとき、要素間の余白の幅も
きちんと揃えるように注意する。

全てが揃って、初めて「整然」に
なるのかな…。


何を揃えるのか

整然とした美しさを実現するための基本技-2

デザインには揃える要素が多く存在する。

例えば、グラフと解説文、写真とキャプションなど
ひとまとまりで扱うべき要素です。

前回のグループの話にもあったように
関連性の高い要素同士を
揃えないと
「わかりにくいデザイン」になってしまいます。

どの要素同士の関連性が高いのか
考えてから揃えないと
どこに掛かっているものなのかが
わからなくなりますね。


どこで揃えるのか

「揃える場所」はひとつではありません。

左揃え、右揃え、中央揃えなど
いくつかの場所で揃えることができます。

noteを書いていても
揃える場所を選択できますよね。


次に

揃える方法

ふたつあるので
実際に作ってみます。

整然とした美しさを実現するための基本技-3

補助線を使う

1.基準となる要素の上下、左右、中央に「揃える」ための
補助線を作成する。(紫の破線)

2.作成した補助線に沿って文字を配置し
今度は配置した文字を基準に新たな補助線を作成する。
余白の幅も揃えます。(緑の破線)

補助線を使って揃える

3.作成した文字の補助線に合わせて、別の文字を配置します。
写真と下の文字の間隔、文字と文字の間隔も揃えます。

4.補助線を基準に配置すると
オブジェクト同士が見えない線でつながっているような
整然とした印象が生まれる。


グリッドを使う

グリッドを使って揃える

同じグリッドでも、様々な場所に要素を揃えることができます。

グリッドのサイズを変えても
バリエーションを増やせるので
初心者向けな感じがしますね。


一言で「揃える」と言っても
意識する箇所は多く、
ひとつでもズレると人間の目には
揃っている、ようには見えなくなるのだろうなと
思います。

難しいけれど
綺麗に揃えられているときは
美しくわかりやすいデザインになるのだから
重要な作業ですね。


第5回は以上です。

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参考文献:

新しい学びへ

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