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わかりやすく、魅力的に演出する【研究企画】

MULTIPLIER197(マルティプライヤー)です。

本日は
研究企画「デザインの勉強部屋」について
お届けします。

✖︎ デザインの勉強部屋とは?

デザインの勉強部屋

無名のクリエイターチームである我々が
デザインなどに関する情報を改めて学び、
実践・練習していくところをお届けする企画です。

デザインの勉強部屋 【毎週MP197】


前回の勉強部屋はこんなことを学んでいました!


そして、第6回目は

✖︎ コントラスト(対比)

わかりやすく、魅力的に演出する-1

デザインでは「強調したい内容」と
「そうでない内容」を区別する為に
コントラストを利用します。

対比させると
メリハリがつき、情報を正しく伝えられるように
なります。
また、紙面の見栄えも良くなります。

わかりやすく、魅力的に演出する-2

あれもこれも強調すると
結果的にコントラストが弱まってしまいます。

どちらかといえば…
という曖昧な状態では効果がありません。

明確な違いをつけることで
情報も理解しやすくなります。

コントラストがうまく表現できないと
意図を汲みとりづらくなり、
デザインのズレやミスだと
受け取られてしまうこともあるみたい…

さまざまなコントラスト

1.文字の大きさで対比

2.写真と文章を対比

3.寒色と暖色など、配色効果で対比

4.余白の多い部分と少ない部分、情報量の密度で対比


コントラストをつける方法が
いくつもあるからこそ
情報の内容や使う資料、写真によって
適切な対比の仕方を見極めることが
重要そうですね。


ジャンプ率

わかりやすく、魅力的に演出する-3

ジャンプ率が高くなるほど
センセーショナルな(興味や関心を強く引き付ける)印象になる為
訴求力が高くなります。

一方、ジャンプ率が低くなると
静かで落ち着きのある印象になる為
高級感を演出できます。


文字のジャンプ率

適切にコントラストをつけることで
迷うことなく読み進めることができる為
「伝えたい情報」をきちんと
伝えられるようになります。

文字のジャンプ率

文字のジャンプ率が高いデザインは
視線誘導に優れた仕上がりになる為
眺めるだけで情報を伝えることができます。

インパクトを与えやすく
楽しげで元気な印象を与えたい場合にも効果的です。

文字のジャンプ率が低いデザインは
高級感や信頼感、上品で説得力のある、知的で堅い、
といった印象を与えます。

時間をかけてゆっくり読んでほしい書籍や
カタログ、DM、挨拶文に向いています。


わかりやすく、魅力的に演出する-4

人の目は通常左上から右下へと
「Z型」に動きます。

写真や図版のどれかひとつを大きくすると
通常の視線とは違う動きをするようになります。


人の持っている性質を生かして
見やすく伝わりやすいデザインを作っていく。

難しそうに聞こえるけれど
作り手にとっても
良いものになっていくように感じますね。


第6回は以上です。


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参考文献:

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