見出し画像

英語を4技能で考えた場合の課題

TOFLEとIELTSは以下の4技能の試験からなります。
・Listening
・Reading
・Writing
・Speaking

日本の受験にカスタマイズされた中年は、大体スコアが

R > W ≧ L > S

の順になるかと思います。

なので、(R, W)、(L, S)のように分類しがちです。
しかし私が勉強していて痛感したのは、

W, Sの勉強には、自分の回答に対して他者のfeedbackが必要

ということです。

これはつまり、R+Lは回答が必ず一つに定まり、他者のfeedbackなしで自習が可能ということです。
W+Sは自分の回答がどの程度正しいか、スコアリングするためにプロの力を借りなければなりません
なのでR+Lは問題演習すればするほど伸びますが、W+Sを鍛えるには工夫が必要です。

Wの勉強時、まずTaskに対して時間をかけて、翻訳サービスなども使いながら何とか原稿を完成させると思います。
書いてる最中にわからなかった表現を翻訳サービスで調べ、「これを言いたいときはこう言う」という知識を積み重ねていきます。
そしていつか自分の表現だけで書けるようになったとき、その表現がどの程度正しいのかわからなくなるのです。
翻訳サービスに渡して別の表現で返ってくると、「自分の表現は間違ってたのかな」と思い込み、何が正しいのか分からなくなっていきます
こうしてfeedbackの不確実性にやる気を折られて、続かなくなります。

またSの勉強は特に即答できるかどうかの瞬発力が大事になります。
Taskに対して何とか原稿を作って、丸暗記暗唱という練習は誰もがしたことがあるかもしれません。
しかし次第に、細かい部分を忘れたり別の表現で補完してしまうなど、完璧な暗唱の難しさに気づきます。
完璧な暗唱に割くリソースが無駄だと感じ、別の方法を模索し始め、最終的に人と話す機会を増やせば何とかなるだろうという結論に落ち着きます。
しかし実際人と話す時は、毎回同じようなことしか言えず、表現の幅が広がらず自分の成長の見えなさに次第にやる気をなくしていきます。

私はこの「W, Sの勉強にはfeedbackが必要」という課題に対して、ChatGPTなどで解決を図りました。

このあたりのやり方をいつかまた別記事にできればなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?