競輪場一体型ホテル「KEIRIN HOTEL 10」に泊まってみた
競輪がコンセプトのホテルがあるらしい。温故知新がプロデュースするホテルが気になると友人が言うので、競輪は一度も見たことがないわたしたちが岡山県の宇野にある「KEIRIN HOTEL 10」に泊まってきました。写真とともに宿泊を振り返ります。
宇野駅からタクシーで5分。タクシー代の1,000円は、フロントで領収書を出すことでホテルから返してもらえるので実質無料でした。
今回の旅行ではどこに行こうか。京都の友人に会うための旅行だったが、少し足を伸ばしてみることにした。陽が傾きはじめた時間に宇野駅に着いて、タクシーを待つ。
ホテルのあちこちに競輪のモチーフがあります。これらは実際に使用されていた自転車等の廃材を使用しているようで、競輪好きにはたまらないと思います。よく知らなくても、ポップなインテリアに生まれ変わっている廃材を見つけるのが楽しいです。
ただし、部屋・テラスからの観戦はできません。宿泊した日は試合日だったので、20時以降はテラスに出ることはできませんでした。また、大浴場もあるそうですが、試合日には使えません。
夕食会場に向かいます。どんなご飯かわくわく。
ちなみに、食堂もレース場に面していてばっちり見えるのですが、試合時にはうすいブラインドが降ろされます。うっっっすら、背景に競輪がある空間になります。
泊まってみたいと言った友人は、熱心にギャラリーの展示を見ていました。若い人たちにも競輪という競技を知ってもらおうというホテルの目的のひとつは達成されている気がします。とはいえ賭けたりは特にせず、その後は部屋で女子会トークを楽しみました。
宇野港から瀬戸内の島めぐりをするために早めのチェックアウトでしたが、コンセプトホテルを充分満喫できた気がします。写真を撮りたい場面が多く、カメラが大活躍でした。
三連休の前日の金曜日に一泊して、ひとり24,000円。やや辛口ですが、友人たちからは少し高いかもしれないな〜という声がちらほら。(競輪を知らない二十代女子の感想です。)
部屋の広さや清潔さ、コンセプトの楽しさには大満足なのですが、アメニティやスタッフさんたちの接客には、そこまで期待値を上げすぎないほうがいいかなという印象でした。(普通に満足レベルで、どこに比重が置かれているかという問題だと思います。接客とか重視な人より、コンセプト重視な人におすすめです。)連休前だったから高かっただけ、レースの日で制限が多かっただけ、もしくは三人で高めの部屋しかとれなかっただけかもしれないので、悪しからず。
とはいえ、面白い経験だったので泊まってみてよかったと思います。競輪が日本発祥っていう発見もあったし、真上から競技場を見るのも新鮮でした。
あと、そもそも競輪が好きだよって方はぜひ行ってみるのをオススメします。ありとあらゆるところに廃材だろうなとわかるものや、競輪モチーフのデザインがあるのできっと一般人の二十倍楽しいです。レース場が見える場所に泊まれるっていうのも貴重だと思うので、お金出していく価値がきっとあります。
気になった方はぜひホームページを覗いてみてください。
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