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aikoを聴いて思い浮かぶのは、まだ君じゃない

aikoが新曲を出しました。夜に1人でYoutubeを流します。

この歌声に、描かれる情景に、何度憧れたり救われたり恋をしたりしてきたのでしょうか。私にとってaikoの歌はバイブルであり、何十年も届け続けてくれるaikoは一種の伝説的な存在と言えるでしょう。

今夜も、そんな風に彼女の声に浸っていました。私がたどってきた道を時々で共に過ごしてくれた人たちが浮かんできます。

そしてふと、今の彼氏を思えない自分に気づきました。今まで別の人と過ごしてきた時間の濃密さ、眼差し、体温、恋心。それらはメロディーと歌詞とに呼応して私の記憶を刺激するのに、そこには恋人の姿はありませんでした。

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