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毎日投稿で質が下がるという話について

「毎日投稿ってシンプルに質が下がる」という言葉を見て、私が思ったことを書いてみます。

前提としては、書くことを本業としている人が、本業でクライアント向けに書くことを想定していません。書くことが好きな人が自分のブログとかnoteに書くことです。

で、質が下がるかってことについて。それは、そうなんじゃないでしょうか。別に質が低いこと(何日も何日もかけて書いた渾身の一作ではないこと)って、だめなことだと思っていません。そもそも、質が低かったっていいって思えることが、一つの目的なんですよきっと。

ここにプロの方がいたら、また話は変わってきます。でもnoteを始めたとき、私はライターでもブロガーでもないバチバチの素人でした(今だって素人だけどさ)。

そんな私が、世の中に出せる素敵な一作を全身全霊で作るぞ!とか思ったら、いつまで経っても公開できませんよ。だって、文章が完璧になる日が来るわけないんだから。書けない、出すのが怖いという境地に自分を追い込むのはなんの意味もないと思います。たくさん書かないと、上達だってしませんもんね。

だから、毎日出すっていいハードルだし、いい言い訳なんです。渾身の一作は好きに書けばいいけど、その傍らで文章を書き公開することを自分に課す。その積み重ねで、表現できることは増えていくんじゃないでしょうか。

そしてもう一つ思うのは、私たちは自分の渾身の一作を冷静に評価などできないということです。

面白いって思われる作品とか、よく読まれる作品とか、自分の想像とかなり違うことがよくあります。自分では上手にかけた!これはきっとみんなに読んでもらえる!と思ったら、全然盛り上がらない記事で終わったり。30分で書いた1,000字がめちゃくちゃいいねされたり。

だから、素人が渾身の一作を書いたところで、的外れという可能性が大いにあるんです。悲しいことに。もちろん力を込めて書いたら熱気みたいなものはあるけど、感動や共感で人を動かせるかはまた別物だと思っています。

だからこそ、自分でねらいを狭めずに、いろんなジャンルであたりを目指すのがいいと思っています。そっちの方が可能性広がるじゃん。

だから私は、毎日書くことはデメリットよりメリットがあると思ってます。無理にやれとは全然思わないけど、気になってるなら深く考えずにやってみたらいいと思うんです。とりあえず私は1,000日以降も続けます。自分の信じる方法でやってきましょ。

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