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21.理(ことわり)を料(はか)ると書いて料理と読む

普段料理をしている皆様。ことわりをはかっていますか?


こちらの動画シリーズで、「料理とは理を料ること」ということを、和食料理人の関さんがおっしゃっていました。


たしかに、と思って気になったので少し調べたところ、

かの北大路魯山人が日本料理についてこのように書いていたようです。

要約すると、

①料理というものは合理的でなくてはいけない
②料理は相手を診断せよ

この2つが特に「理を料る」という意味では重要だということです。


①についてはよく「料理は科学だ」とか言われていますね

自分は「化学」的な意味でしか捉えていなかったのですが

実際は刺し身の切り方や盛り付けだけでも「合理的」だということです。


特に、動画の関さんは刺し身の切りつけ方を「咀嚼回数」の観点で考えられていました。

ただ漠然と「マグロはブツ」「ヒラメは薄造り」

とかではないんですね

理由があるんだなぁ、と非常に感心しました


②については料るの意味合い。

計る、測る、量るだけじゃなくて、料る。

医食同源の意味合いに近いのでしょうか。

相手のことを慮(おもんばか)ることが大事と捉えても良いかもしれません


自分は家庭料理ばっかりですが、結構頻度高く料理をしており、友達に振る舞うことも多いので「料理が趣味です」と言っています

このことを知ってしまったら、色々考えて作らないとなぁと思った次第でした。

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