仕事をもらう為にしてきたこと(SESのサバイバル術)
SESで、17年もの間、仕事を受けてきました。
SESというのは、客先に常駐して準委任契約で仕事をする感じです。少し内容が違いますが、派遣のようなものと思ってもらえばよいと思います。
僕の職場では、「契約書に解約には1か月前に申し伝えること」と書かれていたので、突然にクビ(契約終了)になる人が頻発してました。
クビになる人は様々ですが、「スキルアンマッチ」が一番多かったです。
この、「スキルアンマッチ」
凄い怖いんです。純粋なアンマッチなら仕方なし。
でも、
「あ、こいつ仕事できねーな」
「任せた仕事もできないんだな」
と思われたら、これで一発アウト。
あとは、できないリストにリストアップされて、改善できなければ、1~3か月でクビになります。
注意)あくまで、僕のいた職場ね。
一人一人の経験やスキルはみんな違うので、完全にスキルマッチできるわけないのですが、
少しでも、一致しない範囲が目立つと、さようならとなるのです。
派遣先曰く、「使えない奴は早々に切って新しい人を入れた方が得」と言ってましたが、
その場にいる誰しもが、その状況になるかもしれないのに、そんなこと思わないで発言されていたんでしょうかね💦
クビになると何がつらいのか
一度、「できない奴」という烙印を押されると、当然、次から呼ばれません。
営業窓口を一つ失います。
自分のスキルセットを売り込める営業窓口がなくなるわけです。
各社、協力会社の評価データベースを持っていて、お付き合いの年数や、仕事っぷり、信用度などが書かれているので、
もう、呼ばれることがなくなります。
次からは、別の派遣先や、プロジェクトに入らなければなりません。
(所属会社が、幅広い営業先を持っていればよいのですが・・・)
仕事がない期間は何をしてるのか
クビになった後、再度、契約が取れるまでの空白の期間。
所属会社によって扱いが違います。
空白期間はいわゆる無職状態なので、自社のプロジェクトのお手伝いをするか、自宅待機になります。
つまり、炎上プロジェクトに突っ込まれて残業の日々に追われるか、給料を減らされて自宅で勉強とかになったりします。
職務経歴書が他の営業先にも影響する
働く期間が短くなってしまうと、職務経歴書が細切れになります。また、計画通りの離任ではない為、空白期間が入ります。
これが続くと、他の営業先に「あ、こいつできない奴かも?」と思われる場合があります。
酷いときには、契約してもらえない場合もあります。
弊害のまとめ
ここまでのまとめです。クビが続くと、悪いサイクルに入ってしまいます。
派遣の下位3~5名がクビのライン
よく派遣先の社員がやってきて、「あいつはどうなんだ?」と聞き込みされました。
いや、「派遣社員に派遣社員のことを聞くなよ。」って感じ。
とはいえ、派遣社員同士、持ちつ持たれつなので、お互いフォローはしてるんですけど。
ただ、既に印象が悪くなっているから聞いてくるので、フォローしても改善はされません。
そのように聞かれる人は、客先常駐している派遣社員の中の下位3~5名。(母数は20~40人規模)
ここに入ってはならぬと、派遣社員はお互いしのぎを削っているのです。
生き残るためにしたこと
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